株式・ETF

VOOの配当金利回りは1%、配当金生活をするのはむずかしい

2021年7月5日

悩んでいる人
S&P500連動のETF「VOO」で配当金生活はできますか?

VOOの配当金利回りは低いため、VOOだけで配当金生活をおくるには2億円ぐらいは無いと厳しいです。

配当金生活をおくりたいのであれば、VYMなど、素直に配当金利回りの高い銘柄を選ぶか、Fundsなどを活用することでインカムを増やすことができます。この記事では、投資家税理士 坂根が解説します。

ポイント

  • VOOの配当金利回りは1.34%
  • 配当金は年4回振り込まれる
  • 高配当株と比べれば配当金は少ない
  • 構成銘柄はGAFAMが主体のため、増配は期待できない
  • VOOはS&P500連動のため、値上がり益を期待して購入するもの
  • VOOはSBI証券で簡単に買える
  • VOOは元本割れリスクがあるので、原則元本割れしない年利1-3%の利息が手に入るFundsの選択肢もアリ

関連記事:【年利3%】安定利息収入Fundsの評判は?税理士が解説

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VOOの配当金について

VOOの配当金利回りは低い

VOOの配当金利回りは直近で1.34%です(2021年7月5日時点)。

1.34%というと、正直高くはない水準です。

東証1部上場銘柄の配当金利回りの平均が1.7%のため、それより低いです。

高配当株というと、だいたい3%から高いと10%近くいく銘柄もありますので、大した水準ではありません(関連記事:憧れの配当金生活にはいくら必要?現実的には1億円)。

しかし、2021年7月現在、10年物の米国債の金利は1%台のためVOOの配当金利回りと同程度です。そのため、決して無視できない金額とは言えます。

VOOの配当金(分配金)はいつもらえる?

VOOの配当金は、3月、6月、9月、12月に振り込まれます。

ただ、3月、6月、9月、12月を基準日として配当金の支払いが行われるため、翌月初にずれ込むこともあります。

毎回1.34%もらえるわけではなく、1回あたり1.3ドル(約140円)など、1.34%を年4回にわけた金額が振り込まれるイメージです。

(参考)20口持っていたときのVOOの配当金

VOO配当金入金(20口)

VOOを20口(約90万円)だけ持っていたときに、上記の配当金が入金されました。入金時期は6月末から少しずれこみ、7/5に入金されています。

入金額が19.17ドル(税引後)で約2,100円なので、これが年4回で年8,400円です。

900万円で年84,000円の配当金、9,000万円でも年84万円の配当金です。生活するにはちょっと苦しい金額ですね。

ただ、VOOだけで配当金生活を目指すのは難しいですが、お小遣いぐらいにはなるでしょう。

関連記事:憧れの配当金生活にはいくら必要?現実的には1億円

VOOの配当金推移

VOOの直近の配当金推移は次の通りです。

配当基準日 支払日 配当金の額 配当金の額(円)※
2021年6月30日 2021年7月2日 USD 1.3329 146円
2021年3月29日 2021年3月31日 USD 1.2625 138円
2020年12月23日 2020年12月28日 USD 1.3829 152円
2020年9月30日 2020年10月2日 USD 1.3085 143円
2020年6月30日 2020年7月2日 USD 1.4333 157円
2020年3月11日 2020年3月13日 USD 1.1780 129円

※配当金の額(円)は1ドル110円で計算しています。

平均すると1回あたり144円で、年間576円です。

2021年7月5日現在、VOOは1口398.75ドルですので、44,000円(398.75×110円)で1口買えば、毎年576円程度振り込まれることになります。

VOOは配当金よりキャピタルゲイン(売却益)を狙う投資先

VOOは配当金利回りが1.3%しかありませんので、配当金狙いの投資より、売却益を狙う投資先として考える方がほとんどです。

VOOの詳細情報は次の通りです。

ティッカー VOO
正式名称 Vanguard S&P 500 ETF(バンガードS&P 500 ETF)
投資先数 507銘柄
運用会社 Vanguard
市場 NYSE
ベンチマーク S&P500指数
設定年月日 2010年9月9日
経費率 0.03%
直近の配当利回り 1.55%
株価 368.66ドル
純資産額 約2,640億ドル
取扱証券会社 SBI証券など

※2022年7月28日時点

VOOなどS&P500指数連動ETFはSBI証券で簡単に買うことができます。

関連記事:【初心者向け】S&P500の買い方を投資家税理士が解説

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VOOの構成銘柄

VOOは2021年5月31日時点で、507種類の銘柄に投資を行っています。

上位10の構成銘柄は次の通りです。

ティッカー 会社名 構成比率
AAPL Apple Inc.(アップル) 5.48%
MSFT Microsoft Corp.(マイクロソフト) 5.25%
AMZN Amazon.com Inc. 3.85%
FB Facebook Inc. Class A 2.21%
GOOGL Alphabet Inc. Class A 1.98%
GOOG Alphabet Inc. Class C 1.94%
BRK.B Berkshire Hathaway Inc. Class B 1.53%
JPM JPMorgan Chase & Co. 1.40%
TSLA Tesla Inc. 1.34%
JNJ ジョンソンエンドジョンソン(JNJ) 1.24%

表:Vanguardの公式ホームページを基に作成

507種類といっても、GAFAM(Google、AppleAmazon、Facebook、Microsoft)で構成比率の2割を占めています

VOOの投資先の主体はGAFAMですので、配当金は少なめです。

関連記事:【配当利回り0.5%】アップル(Apple株)の買い方等を解説

VOOで実際どのぐらい利益が出るの?

画像:坂根のVOO保有額(2021年7月5日時点)

わたしも20口だけ保有しています。プラス11万円と微妙な金額ですが、保有期間は半年ほどであり、株価の伸びはプラス11%なのでそこそこ良い成績です。

このように、VOOは配当金目的で持つよりは、値上がり益(キャピタルゲイン)を狙う運用先です。

もちろん、ここ数年は相場環境が良かったので持っていれば上がる時代でしたが、今後どうなるかはわかりません。

ただし、今後も米国経済が世界をけん引するという前提にたてば値上がり益を見込めるため、投資先として選ぶ方は多いでしょう。

(参考)VOOはS&P500連動ETF

VOOは、S&P500指数に連動することを目指して設計されたETF(上場投資信託)です。

S&P500チャート

画像:S&P500のチャート

S&P500というのは、AppleAmazonなど、アメリカに上場している代表的な500社の株価を基に「時価総額を加重平均して算出された数値」ですが、アメリカは過去30年素晴らしい経済成長をしていましたので、S&P500指数も右肩上がりでした。

S&P500指数に投資したい場合は500社の株を買うか、VOOのように500社に分散投資してくれるETFもしくは投資信託を買うという選択になります。

500社の株を買うのは現実的ではありませんので、S&P500指数の成果に連動した投資を行いたい場合、VOOの購入がお手軽です。

他にもSPYやIVVといったETFがありますが、どれもほとんど違いはありません。ただし、経費率が一番低く、日本人に一番人気があるのがVOOなのでVOOで良いでしょう。

関連記事:【初心者向け】S&P500の買い方を投資家税理士が解説

(参考)S&P500連動の3倍ETF「SPXL」

VOO」はS&P500連動のETFとして人気ですが、S&P500の日々の値動きの3倍レバレッジのETFで「SPXL」というものがあります。

画像:SPXLのチャート

2008年に設定され、3.85ドルから始まり、2021年8月現在、1口120ドルを超えています。値動きが激しいためコロナショックでは1口20ドル以下まで暴落(価格が75%暴落=100万円なら25万円に)する場面もありましたが、その後株式市場の回復に伴い、2021年8月には6倍の120ドルになっています。

100万円が25万円(75%暴落)になる場面もあれば、100万円が600万円(6倍)になり得るという、価格変動が激しいETFですね。

SPXLもVOO同様にネット証券であるSBI証券で購入することができます。

関連記事:【SPXL】S&P500レバレッジ3倍ETFは買うべきか

VOOの買い方

VOOやSPXLはネット証券で簡単に買うことができます。

これから口座開設される方は米国ETFの買い付け手数料が格安SBI証券が良いでしょう。

わたしもSBI証券をメインにしていますが、アプリで簡単に売買でき、使いやすいです。

下記の記事で証券口座の開設方法をわかりやすく解説していますので、VOOやSPXLを買いたい方はこちらの記事をご覧ください。

関連記事:【比較】証券会社のおすすめはどこ?口座開設の流れを解説

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VOOの配当金のかわりにFundsもアリ

VOOは当然ですが元本割れリスクがあるので、原則元本割れしない、債券や年利1-3%の利息が手に入るFundsの選択肢もアリでしょう。

上場企業等、手堅い投資先にお金を貸し、年利1-3%の利息を得ることができます。

元本割れリスクを減らして配当収入を増やしたいという方にとっては、良い選択肢の一つになると思います。

関連記事:【年利3%】安定利息収入Fundsの評判は?税理士が解説

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投資家税理士 / 坂根 崇真

【肩書】 新宿税理士事務所 代表税理士 【セミナー実績】 初心者向け!資産形成手法と税金セミナー(略)(主催:サンワード貿易株式会社) など 【著書】 相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本 (出版社:秀和システム) 【メディア実績】 Yahoo!ニュース、livedoor ニュース、Smart News、幻冬舎GOLD ONLINE ほか 【プライベート】 株や社債をはじめ、太陽光発電設備を2基など保有する個人投資家

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