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月5万円の配当金を得るにはいくら必要?資産運用に強い税理士が解説

2021年5月1日

悩んでいる人
月5万円の配当金を得るには、いくら投資資金があればいいのかな?

ざっくり、1,500万円~2,500万円ぐらいは欲しいですね。

この記事では、投資家かつ税理士の坂根が解説します。

ポイント

  • 配当金の利回り目安は3~5%
  • 3~5%の利回りで月5万円の配当金を得るのに必要な資金の目安は約1,500~2,500万円
  • リスクをとればより少ない資金で月5万円得られるが、元本割れする可能性が高くなる
  • おまかせFX:想定利回り17%もしくは150%
  • Funsd:想定利回り1~3%(株式投資と違い、上場企業等にお金を貸すので元本割れしにくい)

月5万円の配当金を得るのに必要な資金は

配当金で月5万円を稼ぐには、配当金利回りに応じた次の資金が必要です。

利回り 必要資金
1%の場合 7,530万円
2%の場合 3,765万円
3%の場合 2,510万円
4%の場合 1,883万円
5%の場合 1,506万円
6%の場合 1,255万円
7%の場合 1,076万円
8%の場合 942万円
9%の場合 837万円
10%の場合 753万円

計算算式は次の通りです。

50,000円÷(1-0.20315)×12か月÷利回り(%)

税引き後の手取りで月5万円の配当金を得る場合、利回り1%の銘柄なら7,530万円、利回り10%の銘柄なら753万円で到達できます。

現実的には3%~5%で、1,500~2,500万円が一つの目安となるでしょう。

ただし、株の配当金生活は可能?高配当株の利回りはいくら?で解説している通り、高配当株の中には10%の配当金を出すものもあります。

10%の利回りであれば、月5万円の配当金は最低約753万円で達成できます

配当金で月5万円稼げる銘柄は?

配当金で月5万円稼ぐために、人気の銘柄はVYMPFFが挙げられます。

株の配当金生活にはいくら必要?高配当株の利回りはどのぐらい?」で高配当株の銘柄をご紹介していますので、こちらから引用します。

銘柄 配当利回り
VYM(高配当株を集めたETF) 約3%
PFF(高配当株を集めたETF) 約5%
Johnson & Johnson 約3%
Verizon 約4%
AT&T 約7%
MO(アルトリアグループ) 約8%
XOM(エクソン・モービル) 約10%

※株価は値動きするため、売買したタイミングによって投資額に対する配当利回りは変動します。上記はあくまでも参考数値です。

引用元:株の配当金生活にはいくら必要?高配当株の利回りはどのぐらい?
URL:https://tszeiri.com/haitoukinseikatsu/

あくまでも一例ですが、どれも高配当株として人気の銘柄です。

なお、配当金利回りが少なすぎれば、月5万円の配当金達成はむずかしくなりますが、逆に配当金利回りが高すぎる場合、株価の値下がりリスクも高くなります

配当金の原資は会社の儲け!配当金を出し過ぎると株価が下がる

配当金の原資は会社の儲けです。そのため、配当金を出し過ぎると会社の成長ができません(つまり、株価が下がりやすいです)。

高配当を出している会社と言うのは、これ以上設備投資などにお金をかける必要がない会社がメインであり、基本的には成熟産業、衰退産業です。

たとえば、上記のMO(アルトリアグループ)は「たばこメーカー」のため、成熟産業もしくは衰退産業です。日本でも、たばこは分煙や禁煙がすすんでおり、V字回復がむずかしい産業ではないでしょうか。

また、XOM(エクソン・モービル)は石油系の会社です。石油の需要がいきなり増えることはないでしょうし、太陽光発電や風力発電など、世界各国が再生可能エネルギーの普及に取り組んでいます。

結果、株価は次の通り漸減傾向か横ばいと言ったところです。

いまは米国債などの金利が非常に低い(5年もので1.4%)ため、代わりに高配当株に資金が流れ込んだため株価が上がったと言われています。

しかし、上記のチャートを見るとわかる通り、やはり、高配当株銘柄は株価が上がりにくかったり下がりやすいので注意が必要です。

 

配当金で月5万円稼いでも、その分、株価が落ちたら意味が無い・・・

配当金で月5万円稼ぐことができても、株価が月5万円分値下がりしていたら、預金を取り崩しているのと何ら変わりません。

配当金の原資は会社の儲けです。

会社が儲けを出せば株価が伸び、配当金の原資を作れます。

一方で、会社が赤字続きなら株価は下がり、配当金の原資もなくなります。

目先の配当金利回りのみにとらわれず、きちんと儲けを出せる会社かどうかを見極める必要があります。

月5万円の配当金を毎月もらうのはむずかしい

毎月5万円の配当金をもらうのはむずかしいです。

なぜなら、配当金は毎月入ってくるものではないからです。

賞与(ボーナス)のように、配当金は年1回から4回程度、まとめて受け取ります。

そのため、配当金で毎月5万円もらえるわけではなく、たとえば半年に一度、30万円を受け取るということになります。

毎月の固定費を5万円分穴埋めしたい場合には、家計のやり繰りがひっぱくする可能性があります。

なお、世の中には毎月分配型の投資信託もありますが、毎月分配型の投資信託は短期で成果を出すことが求められる投資商品であり、ファンドによる運用がかなりむずかしい側面があります。

そのため、成果を出せずに毎月元本を取り崩してたこ足配当をしているものがほとんどなので、投資してはいけない商品です。詳しくは「投資信託で大損!?おすすめしない理由を資産運用に強い税理士が解説」をご覧ください。

 

配当金で月5万円稼ぐか、株価の値上がりを狙うか

見方を「配当金で月5万円稼ぐ」だけでなく、「月5万円分以上の株価の値上がりを狙う」に変えるのも一つの手です。

配当金は会社の利益を分配している行為ですので、基本的に高配当株は株価が横ばいか漸減するケースが多いです。

そのため、株価の値上がりを見込むことが難しいです。

一方で、配当利回りが1%や無配を貫いている成長株への投資であれば、長期的に見て配当金以上の株価の値上がり益を得ることができるケースも多いです。

配当金(インカムゲイン)を狙うか、株価の値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うかは方針次第ですが、配当金に固執するあまり、お金が増えない、お金が減っていく状態にならないよう気を付けましょう。

 

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税理士 / 坂根 崇真

【肩書】 税理士、㈳全国第三者承継推進協会 理事、その他 ㈱ 代表取締役 【著書】 相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本 (出版社:秀和システム) 【メディア実績】 Yahoo!ニュース、livedoor ニュース、Smart News、幻冬舎GOLD ONLINE ほか 【プライベート】 株や社債をはじめ、太陽光発電設備を2基など保有する個人投資家

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