株式・ETF

【実は損】AIの資産運用を比較、ロボアドバイザーをおすすめしない理由

2021年5月16日

悩んでいる人
AIが資産運用してくれるんだって!最高ですよね?

AIによる資産運用はおすすめしません。手数料がえげつないです。

この記事では、投資家税理士 坂根が解説します。

ポイント

  • 代表的なAIによる資産運用は2つ→ウェルスナビ、THEO[テオ]+ docomo
  • 手数料はETF保有コスト+約 年1.1%と安くはない
  • 投資先は7銘柄(テオは30銘柄)しかないので、誰でもマネできる
  • 手数料を考えるとSBI証券などのネット証券で、自分で買った方が良い
  • 投資先が7銘柄のETFのみのため、ざっくりとしたポートフォリオしか組めない
  • AIの資産運用も元本割れリスクがあるので、原則元本割れしない年利1-3%の利息が手に入るFundsの選択肢もアリ

関連記事:【年利3%】安定利息収入Fundsの評判は?税理士が解説

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資産運用をAIがしてくれる!?

最近、AIが資産運用してくれるという名目で人気の資産運用方法があります。

ウェルスナビが代表的ですね。

ただし、正直おすすめできません。

AIによる資産運用とは?

AIによる資産運用とは、プログラミングを行い、機械的に投資先の銘柄を選定してくれる投資方法です。

お金を預け、自動で投資先を決定してくれます。

そういうと聞こえはいいのですが、実際には誰もが買える銘柄をいくつか買っているだけなので、普通に投資信託を買っているのと何ら変わりません

資産運用AIの比較

資産運用をしてくれると人気のAI「ウェルスナビ」と「THEO[テオ]+ docomo」の比較を行います。

ウェルスナビ THEO[テオ]+ docomo
手数料 ETF保有コスト+毎年1.1% ETF保有コスト+毎年1.1%(資産額が多ければ0.715%まで下がる)
投資銘柄数 7種類のETF(後述) 30種類程度のETF

どちらも手数料は1.1%ですが、資産額が多ければTHEO[テオ]+ docomoの方が若干手数料は安くなります。

投資銘柄数はTHEO[テオ]+ docomoの方が多いようで、4倍近いですね。これだけ見るとTHEO[テオ]+ docomoの方が良さそうに思えます。

ですが、どちらもおすすめしません。

投資先は7銘柄、30銘柄です。

これを見てわかる通り、「AI」というと何か複雑なことをやって銘柄を探してくれたり頻繁に売買してくれているように思えるかもしれませんが、投資先を7種類か30種類組み合わせて買ってくれているだけです

正直、これらを挟む必要性は無いでしょう。

AIの資産運用は手数料が高い

AIによる資産運用は手数料が高いです。

たとえばウェルスナビの場合、手数料は預かり資産の年率1.1%です。

そして、ウェルスナビの運用先はETF(上場投資信託)です。

米国ETFは初心者向け、おすすめ銘柄など資産運用に強い税理士が解説」でご紹介している通り、ETFは投資先として確かに優れていると思います。

しかし、ETF自体投資信託ですので、ETFに投資する時点で運用手数料がかかっています。

図にすると次の通りです。

ETFで手数料がとられているのに、そこからさらに1.1%の手数料を上乗せされるので、正直バカバカしいです。

AIがAmazonやGoogleなど、1つ1つ個別銘柄を選んでくれて1.1%の手数料がかかるというのであれば、まあ話はわかります。

ただし、ETFはプロが何千、何万もの銘柄に分散投資してくれており、1つの完成した投資商品です。

プロが既に選んでくれたETFに、さらにAIを通して投資しても、手数料が余分にかかるだけです。

ETFの人気銘柄は米国ETFは初心者向け、おすすめ銘柄など資産運用に強い税理士が解説でいくつかご紹介していますので、参考にご覧ください。

これらは、SBI証券などのネット証券で買うことができます。

これから口座開設したい方は下記の記事をご覧ください。証券口座の開設方法をご紹介しています。

関連記事:【比較】証券会社のおすすめはどこ?口座開設の流れを解説

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ウェルスナビの投資銘柄

ウェルスナビの投資銘柄は次の7つと公表されています。

銘柄 内容 経費率
IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF) 米国の不動産投資信託等に投資する 0.42%
GLD(SPDR® ゴールド・シェア) 「金」に投資する 0.40%
TIP(iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF) 米国債に投資する 0.19%
AGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF) 米国の投資適格債券に投資する 0.04%
VWO(バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF) 中国、ブラジル、台湾、南アフリカなど、世界中の新興市場にある企業の株式に投資する。テンセントやアリババなど、中国や台湾の大手企業が組み込まれている。 0.10%
VEA(バンガード・FTSE先進国市場) カナダ、ヨーロッパ,、太平洋地域の主要市場にある多様な株式に投資する。 0.05%
VTI(バンガード・・トータル・ストック・マーケットETF) 米国市場全体に投資を行う 0.03%

どれも悪くないETFだと思いますが、ウェルスナビなどを挟むと毎年1.1%の追加手数料がかさみます

100万円なら11,000円、1億円なら年間110万円です。

これらはどれもSBI証券などのネット証券で買うことができますので、正直AIを挟む必要は無いかと思います。

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AIによる資産運用の口コミ

良い口コミもありますが、悪い口コミや赤字の口コミも目立ちます。

投資先はそもそもリターンが良いものがメインですが、どんなにリターンが良くても、手数料が1.1%だと結構厳しいです。

あまり利益が残らないか、ヘタするとマイナス収支になる場合もあります。

AIによる資産運用はおすすめしない

AIによる資産運用は、銘柄を自分で選べないならアリかもしれません。

ただし、投資先は上記でご紹介した、たったの7種類です。

だれでも選べる銘柄を、高額な手数料を払って投資するのは正直おすすめできません。

SBI証券などのネット証券で買うことができますので、ご自身で選んでみると良いでしょう。

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投資家税理士 / 坂根 崇真

【肩書】 新宿税理士事務所 代表税理士 【セミナー実績】 初心者向け!資産形成手法と税金セミナー(略)(主催:サンワード貿易株式会社) など 【著書】 相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本 (出版社:秀和システム) 【メディア実績】 Yahoo!ニュース、livedoor ニュース、Smart News、幻冬舎GOLD ONLINE ほか 【プライベート】 株や社債をはじめ、太陽光発電設備を2基など保有する個人投資家

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