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VTIの配当金利回りは1%、VOOやVYMと比べた強みは?

2021年9月10日

悩んでいる人
米国ETF「VTI」が人気らしいけど、どんなETFなのかな。S&P500連動「VOO」や高配当「VYM」との違いは何ですか?

ポイント

  • VTIはGAFAMを中心に、アメリカ全体に投資するETF
  • VTIもS&P500連動ETF「VOO」もGAFAMに2割投資するETF、リターンはほとんど変わらない
  • 配当金利回りは約1%、売却益狙いなら「VTI」、配当金狙いなら「VYM」の方が良い
  • VTIを買うなら米国株の売買手数料が無料の証券会社「DMM 株」が良い

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VTIの配当金利回りは1%、いくらもらえる?

VTIは1回あたり60円~80円程の配当金を年4回もらうことができ、1口当たり、年間だいたい300円です。

支払い時期は3月、6月、9月、12月です。

直近の配当金の金額を表にすると次の通りです。

配当金支払日 配当基準日 配当落ち日 1口あたり分配金 円換算※
2021年6月29日 2021年6月25日 2021年6月24日

$0.68

74円
2021年3月30日 2021年3月26日 2021年3月25日

$0.67

73円
2020年12月30日 2020年12月28日 2020年12月24日

$0.78

85円
2020年9月30日 2020年9月28日 2020年9月25日

$0.67

74円
2020年6月30日 2020年6月26日 2020年6月25日

$0.70

76円
2020年3月31日 2020年3月27日 2020年3月26日

$0.61

67円

※配当金円換算額は1ドル110円で計算

VTIは2021年9月10日現在、1口231.92ドルですので、直近の年間分配金利回りは約1.2%です((0.68+0.67+0.78+0.67)÷231.92)。

VTIはどんなETF?

VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(Vanguard Total Stock Market ETF))は2001年5月31日に世界三大運用会社の一つであるVanguard(バンガード)が設定したETF(上場投資信託)です。

CRSP米国総合指数のパフォーマンスに連動する投資成果を目指しており、アメリカの大型株から小型株まで、米国株式市場全体に投資を行います。3,500以上の銘柄に対して投資しているため、VTIに投資するだけでアメリカ株全体に分散投資することができ、近年、個人投資家の人気を集めています。

経費率(運用手数料)は0.03%と極めて低く、良心的なETFです。

VTIの構成銘柄

VTIは4,000近い銘柄に投資するETFであり、そのすべてをここに記載することはできません。

上位10銘柄は次のとおりであり、GAFAMを中心に構成されています。

構成比率順位 ティッカー 銘柄
1 AAPL Apple Inc.
2 MSFT Microsoft Corp.
3 GOOGL Alphabet Inc.
4 AMZN Amazon.com Inc.
5 FB Facebook Inc.
6 TSLA Tesla Inc.
7 BRK.B Berkshire Hathaway Inc.
8 NVDA NVIDIA Corp.
9 JPM JPMorgan Chase & Co.
10 JNJ Johnson & Johnson

表:2021年7月31日時点の上位10位の構成銘柄

上位10銘柄で23.6%が構成されており、うち、上位5社のGAFAMで18.4%です。

つまり、VTIは、GAFAMを中心に、米国株全体に投資するETFであることがわかります。

VTIの価格推移

VTI株価チャート

図:VTIのチャート

VTIは2001年の設定以来、右肩上がりのチャートを描いています。

2008年のリーマンショックや2020年のコロナショックでは大きく株価が下落していますが、その後、数か月から数年かけて伸び続け、設定から20年たった今では価格が約4倍になりました。

今後も米国経済が世界をけん引し、成長し続ける限りは価格が伸びていくことが見込まれます。

VTIとVOO、VYMの比較

株価の伸びはVTIとVOOでほとんど変わりません。

なぜなら、VTIもS&P500連動ETF「VOO」も、どちらもGAFAMが中心に組み入れられているETFだからです。

どちらも約2割がGAFAMで構成されているので、実はリターンはほとんど変わりません。

VTI、VOO、VYMの比較

画像:VTI、VOO、VYMの比較

若干VTIの方が上振れる時期もあれば、VOOの方が上振れる時期もあります。

正直、S&P500に投資したいならVOO、米国全体に投資したいならVTIという好みの問題かと思います。

なお、上記画像を見るとわかる通り、VYMは高配当銘柄が多いため、VTI、VOOと比べると株価の伸びは低めです。その代わり、配当金利回りは高いので配当金生活には向いています。

株の配当金生活は可能?いくら必要?税理士が解説

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税理士 / 坂根 崇真

【肩書】 税理士、㈳全国第三者承継推進協会 理事、その他 ㈱ 代表取締役 【著書】 相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本 (出版社:秀和システム) 【メディア実績】 Yahoo!ニュース、livedoor ニュース、Smart News、幻冬舎GOLD ONLINE ほか 【プライベート】 株や社債をはじめ、太陽光発電設備を2基など保有する個人投資家

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