【配当2％】VFH（金融セクターETF）の株価チャートは好調

悩んでいる人

金融セクターETFの「VFH」に投資したいのですが、株価はどうなんでしょうか？

VFHはリーマンショックでは株価が大きく落ち込んでいますが、その後は堅調に株価を伸ばしています。

配当利回りも2％程度と、決して悪くない水準です。

この記事では、投資家税理士 坂根が解説します。

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2021.05.14

【年利3％】安定利息収入Fundsの評判は？税理士が解説

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VFHは金融セクターに投資するETF

悩んでいる人

VFHは、どのようなETFなのでしょうか？

VFHは米国の金融セクターに投資をするセクターETF(上場投資信託)です。

金融セクターに投資をするため、FBR(連邦準備理事会)の金融政策やアメリカの金融市場の動向に強く影響を受けます。

構成銘柄も銀行や証券会社、保険などの金融商品を扱っている企業で構成されており、セクターローテーションだと、金利が低く景気が良くなり始めた回復期に伸びやすい傾向があります。

また、あまり長期投資には向いておらず、タイミングを見極めて買い付ける短期投資向きと考えられます。

※2022年8月30日執筆時点筆者調べ

VFHに投資するなら、為替手数料が圧倒的に安いSBI証券をおすすめします。

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2021.04.03

【比較】証券会社のおすすめはどこ？口座開設の流れを解説

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なお、VFHの特徴は次の3つです。

経費率が低い低コストのETF

VFHの経費率は0.1%と低いです。

経費率とはETFに投資する際にかかる運用手数料のことであり、各ETFによって手数料のパーセンテージが異なります。

S&P500指数連動ETFのVOOの経費率が0.03％のため、VFHの経費率を高く感じてしまう人もいるかもしれませんが、セクターやテーマを絞ったETFの中で考えれば経費率は低いです。

0.1%は売買手数料や為替手数料、日々の値動きを考えれば無視して良いレベルのため、気にする必要は無いでしょう。

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2021.06.13

【初心者向け】S&P500の買い方を投資家税理士が解説

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資産総額は大きくはない

VFHの資産総額は約88億ドルとそれほど大きくありません。

VOOの資産総額が7,808億ドルとなっていますから、その規模の違いは明らかです。

一般的には資産総額が小さいと、経費率が高かったり、繰上償還されやすいといったデメリットがあるため、投資家からは敬遠されがちです。

そのため、資産総額が1億ドルを下回るETFにはあまり手をだすべきではないと考えがあります。

しかし、VFHの総資産額は約88億ドルと超有名なETFと比べれば大した金額ではありませんが、日本円に直せば1兆2,000億円と、決して資産総額が小さいわけではありません。

十分に安心して投資できる資産総額です。

タイミングをみて投資するETF

VFHはタイミングをみて投資したほうが良いETFと考えられます。

長期的にみると右肩上がりに価格が伸びているETFではありますが、S&P500指数などのパフォーマンスなどと比べると見劣りしてしまうからです。

投資目的が長期保有であれば、他の選択肢の方が良いと考えられます。

また、配当金が目的だとしても長期の保有はおすすめできません。

なぜなら、高配当ETFであるVYM(配当利回り約3％)と比較すると、配当利回りが劣後しており、株価推移も過去の実績を見るとVYMには劣後しているからです。

そのため、VFHは金融セクターで構成されているという特徴を活かせるタイミングでの投資、つまり短期での投資をするのが良いと考えられます。

たとえば、景気循環を考える上で金融株は金利が低く景気が良くなり始める段階で株価は伸びやすいと一般的に言われているため、その前に仕込んでおくことが有効と考えられます。

このように、米国経済に対して投資家がインフレの期待をし始めるだろうタイミングを見極められるかがポイントです。

VFHの構成銘柄一覧

悩んでいる人

VFHはどのような銘柄で構成されているのでしょうか？

VFHは金融セクターETFであり、バークシャーハサウェイ（BRK.B）やJPモルガン、バンクオブアメリカといった銘柄が上位にあがっています。

構成銘柄は次の通りですが、全部で372銘柄もあるのでスクロールしてください。

※2022年8月30日執筆時点筆者調べ

なお、セクターの細かい内訳は次の通りです。

画像：VFHのセクター内訳

これらの構成銘柄から、次の3つのポイントが読み取れます。

金融セクターの中でも銀行株が多め

VFHの構成銘柄は、金融セクターの中でも銀行株が多いです。

JPモルガン、バンクオブアメリカ、ウェルズファーゴと、長年米国経済を支え続けてきた名だたる銀行が上位を占めています。

全体のうち、およそ半分の構成比率を銀行株が占めているため、銀行の業績に対する評価がVFHの株価に反映されやすいです。

つまり、銀行の収益が上がりやすい経済循環のタイミングがVFHの株価上昇のタイミングになると考えられます。

構成銘柄数372、かつ、上位10銘柄で40%と分散性が高い

VFHの構成銘柄数は372です。

構成銘柄の上位10銘柄で40％となっていますが、銘柄数が多く、分散性は高いETFです。

構成比率トップのBRK.B（バークシャー・ハサウェイ）でさえ8.54％と、10％を超えていません。

セクターETFの場合、ある特定の銘柄の比重が大きいといった問題を抱えていることが多く、たとえばエネルギーセクターETF「XLE」であればXOM（エクソンモービル）とCVX(シェブロン)の2銘柄で44%です。

一方で、VFHは構成比率トップの銘柄でも8%台のため、かたよった構成比率にはなっていないことがわかります。

構成銘柄はもちろん金融セクターだけですが、銘柄の分散は十分行われているため、安心して投資することができます。

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2022.08.12

【配当利回り4％】XLEの株価は安定？配当金はいつもらえる？

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エネルギーセクターETF「XLE」の株価は安定しているんでしょうか？高配当と聞きましたが、配当利回りはどのくらいで、いつもらえるのでしょうか？XLEはエネルギーセクターに投資するETFであり、株価は変動が激しいです。しかし、エネルギーセクターのためエクソンモービル（XOM)など高配当株が多く組み入れられており、年利約4%と高配当のETFです。配当金は年に4回、3月、6月、9月、12月にもらえます。この記事では、投資家税理士 坂根が解説します。 XLEはエネルギーセクターに投資するETF 株価は変動が激しいが、配当利回りは約4％...

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構成銘柄トップはBRK.B（バークシャー・ハサウェイ）

VFHの構成銘柄でトップの比率となっているのは、ウォーレン・バフェットがCEOを務めるBRK.B（バークシャー・ハサウェイ）です(2022年8月現在)。

「投資の神様」として有名であり、投資を少しでも勉強したことがある人なら名前を聞いたことがあるでしょう。

バークシャー・ハサウェイは、もともとは毛織物事業の会社として始まりましたが、バフェットが株式を取得して投資会社として成立すると、S&P500指数の株価上昇率を上回るほどの純資産伸び率を記録してきました。

BRK.B（バークシャー・ハサウェイ）の構成比率は8.54 %と全体に対する割合が高いとはいえませんが、構成比率がトップのため、VFHの購入を考える上での判断材料の1つとなります。

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2021.06.13

【初心者向け】S&P500の買い方を投資家税理士が解説

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VFHの株価推移（チャート）

VFHの設定来株価推移は次の通りです。

画像：VFHの設定来チャート(2022年8月13日時点)

チャートを見る限りでは2008年のリーマンショック時や2020年のコロナショック時には大きく下落していることがわかります。

しかし、2008年のリーマンショック以降で見ればVFHの株価は右肩上がりに推移しており、また、リーマンショック以前の価格を超えています。

VFHの株価推移から、次の3つが読み取れます。

リーマンショックのダメージが大きい

VFHのチャートをみると、リーマンショックのダメージがかなり大きく、2007年6月から2009年3月まで1年10ヶ月ほどの期間下落を続け、80％も価格が下がりました。

リーマンショックは、サブプライムローンという商品を低所得者向けへ過剰に貸し付けを続けたにもかかわらず、その資金を回収できる見込みが立たないことで起きた金融市場発の金融危機でした。

そのため、金融セクターはリーマンブラザーズの破綻等により大打撃を受けました。そして、VFHは金融セクターに投資するETFですから、当然直撃を受けています。

リーマンショック後、VFHは高値更新までに10年以上の期間が必要でした。

S&P500指数の下落率は当時約60％でしたので、このように特定のセクターに絞って投資を行うと、何か事件が起きたときの変動は怖いものがあります。

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2021.06.13

【初心者向け】S&P500の買い方を投資家税理士が解説

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株価はリーマンショック以降は好調

リーマンショックの下落が終わると、それ以降のVFHの株価推移は比較的好調でした。右肩上がりと言って良いでしょう。

リーマンショックの下落幅が大きかったため、高値更新までに10年以上かかってしまいましたが、リーマンショック後からの株価推移だけを考えるならば、S&P500指数とほとんど変わらないパフォーマンスを出しています。

これは、米国経済がリーマンショックを乗り越え、再び景気が拡大基調になったからだと考えられます。

景気が拡大すれば一般的には金融機関の貸し出しも増え、収益も上がります。その結果、金融セクター投資ETF「VFH」の株価も上昇していくということです。

また、リーマンショック後はコロナショックまでの十数年間大きな不況もなく景気拡大期が続いたこともVFHの株価が堅調に推移した要因と言えるでしょう。

コロナショックで暴落するもその後は回復

リーマンショック後、堅調に推移してきたVFHですが、コロナショックでも再度暴落しました。

この際の下落は4割程度です。リーマンショックの8割下落と比べれば大したことはありませんが、大きな痛手でした。

下落の理由としては、パンデミックにより実体経済が停滞すると予想されたことが挙げられます。

しかし、コロナショックの下落後、すぐに米国政府による財政出動とFRBによる大規模な金融緩和が行われたため、VFHの価格は2020年3月に底をつけた後、回復基調になり、また、2020年10月にワクチンが開発されたと報道されると、VFHの価格は急上昇しました。

この時の上昇はS&P500指数の上昇幅を上回るパフォーマンスでした。

これは、ワクチンによってコロナの感染が終息し、米国の経済活動が活発になることで金融機関の貸し付けが拡大（銀行の利益が増加）すると予想されたことが要因としてあげられます。

このように、投資タイミングを見極めることができれば、VFHでは大きく値幅をとることができます。

VFHと他の米国ETF、米国株の比較

悩んでいる人

金融セクターETF「VFH」と他の米国ETF、米国株を比較するとどう違うのでしょうか？

VFHの過去5年の株価推移は、S&P500指数や組入れ比率1位のBRK/B（バークシャー・ハサウェイ）と比較すると劣後しています。

しかし、たとえば高配当で人気のエネルギーセクターETF「XLE」と比較すると株価が安定しているように見受けられます。

VFHとS&P500指数連動ETF「VOO」の比較

VFHとS&P500指数連動ETF「VOO」の5年間株価推移を比較すると次の通りです。

画像：オレンジ＝VFH、青=VOOの5年間株価比較

上記を見るとわかる通り、致命的な差は無いものの、VFHの価格はS&P500指数連動ETFであるVOOに劣後しています。

そのため、過去の推移を見る限りでは、長期投資を考える上ではVFHよりVOOに投資したほうが良いと考えられます。

資産分散という観点からも、金融セクターのみで構成されているVFHより、様々なセクターから構成されているVOOのほうが値動きがゆるやかになりやすい（暴落に強い）と考えられます。

ただし、VOOは配当利回りが1％台前半で推移している一方、VFHの配当利回りは約2%と、VFHの方が上回っています。

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2021.07.05

VOOの配当金利回りは1%、配当金生活をするのはむずかしい

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S&P500連動のETF「VOO」で配当金生活はできますか？VOOの配当金利回りは低いため、VOOだけで配当金生活をおくるには2億円ぐらいは無いと厳しいです。配当金生活をおくりたいのであれば、VYMなど、素直に配当金利回りの高い銘柄を選ぶか、などを活用することでインカムを増やすことができます。この記事では、投資家税理士 坂根が解説します。 VOOの配当金利回りは1.34% 配当金は年4回振り込まれる 高配当株と比べれば配当金は少ない 構成銘柄はGAFAMが主体のため、増配は期待できない VOOはS&P500連動のため、値上がり益...

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VFHと組入比率1位のBRK/B比較

VFHと、VFHの組入比率1位のBRK/B（バークシャー・ハサウェイ）の5年間株価推移を比較すると次の通りです。

画像：オレンジ＝VFH、青=BRK/Bの5年間株価比較

VFHの組入れ比率1位(8.54 %)であるバークシャー・ハサウェイと比較してもVFHは劣後しています。

つまり、他の銘柄が足を引っ張っているということです。

なお、バークシャー・ハサウェイは投資会社としての側面が大きいため、金融セクター以外のセクターの影響も受けた株価推移となっています。

たとえば、2022年の株価の上昇は、バークシャー・ハサウェイがエネルギーセクターの株式を保有しているため株価が大きく伸びていると考えられます。

なお、バークシャー・ハサウェイは無配当の銘柄のため、配当金込みだとどちらも同じ程度のパフォーマンスであると考えられます。

VFHとXLEの比較

VFHとエネルギーセクターETF「XLE」の5年間株価推移を比較すると次の通りです。

画像：オレンジ＝VFH、青=XLEの5年間株価比較

VFHがXLEを上回る値動きを示しており、また、全体的にVFHの方が価格が安定しています。

VFHとXLEはどちらもインフレ対策として名前が上がることがあるETFですが、過去の推移を見る限りではVFHのほうが安心感を持って投資できると考えられます。

しかし、配当利回りはVFHが2%、XLEは4％のため、断然XLEのほうが高配当です。やはり、どちらが良いかは投資目的によって異なります。

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2022.08.12

【配当利回り4％】XLEの株価は安定？配当金はいつもらえる？

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VFHの配当金はいついくらもらえる？

配当金は年4回、3月、6月、10月、12月にもらえる

悩んでいる人

VFHの配当金って、いつもらえるのでしょうか？

配当金は3月、6月、10月、12月の年4回もらえます。つまり、3か月に1回配当金をもらえるということです。

配当金を受け取るためには、その月の権利確定日にVFHを保有している必要があります。

配当金は、SBI証券などXLEを保有している証券口座に振り込まれます。

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2021.04.03

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VFHの配当金推移

VFHの配当金推移は次の通りです。

※1ドル139円換算

XLEの2022年6月の配当金は1口あたり0.4134ドル(約60円)でした。

2021年の配当金を参考に、年間の配当金(4回分)を考えた場合は約1.8ドル（約250円）です。

そのｔめ、VFHの直近配当利回りは約2％となっており、セクターETFの中では高配当の部類に入ります。

VFHの株価は今後どうなる？

VFHはリーマンショック時にかなりの下落をしましたが、その後は長期的に見れば右肩上がりの推移をしてきました。

VFHの価格が今後どうなるかはわかりませんが、次の2つは注視しておくと良いでしょう。

米国全体の景気動向に価格が左右される

VFHは銀行株をメインに組み入れている金融セクターETFのため、銀行が稼げるかどうかで価格が左右されます。

米国経済が活発化していかなければ銀行からお金を借りようという会社が出てこず、そして、銀行はお金を貸して利息を得られなければ利益を増やすことがむずかしいです。

そのため、VFHの価格は米国の景気動向によって価格が左右されます。

米国の長期金利

VFHの価格を予測するうえでは、長期金利を見ておく必要があります。

銀行は金利が上がれば上がった分だけ、お金を貸した先から利息をもらうことができるため利益が上がります。

そして、景気が良くなると消費者の購買意欲が増して金利が上がると一般的に言われています。

そのため、米国の景気動向とともに、米国10年債利回りなどの金利も見ておくと良いでしょう。

VFHの買い方

VFHはSBI証券で簡単に買うことができます。

ただし、過去の株価推移を見ると、他の米国ETF「VTI」や「VOO」には劣後しているため、投資初心者はまずはこれらの有名どころからスタートするのが良いでしょう。

なお、VFH、VTI、VOO、いずれもSBI証券で購入することができます。ネット証券口座開設数No.1、手数料が格安であり、わたしもメインの口座として活用しています。

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2021.06.13

【初心者向け】S&P500の買い方を投資家税理士が解説

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配当金が欲しいだけならFundsもアリ

VFHはリーマンショックのような事件がまた起きれば資産を一瞬で失ってしまうかもしれません。

もし、年利1-3%の副収入で満足できるのであれば、投資元本が値動きしないFundsも選択肢としてアリでしょう。

メルカリや三菱UFJ銀行などの有名企業にお金を貸すことで利息がもらうことができるため、株式投資のように値動きするのが嫌な方、円建てで預金として寝かせておくより高い利回りが欲しい方に人気です。

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2021.05.14

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