その他の資産運用

外貨預金をおすすめしない理由を資産運用に強い税理士が解説

2021年4月20日

「外貨預金って高金利だし、預金だから安心!」

ちょっと待ってください。外貨預金はおすすめできません。

この記事では、投資家かつ税理士の坂根が、外貨預金について初心者向けに解説します。

  • 外貨預金のメリット・デメリット
  • 外貨預金のリスク
  • 外貨預金以外の資産運用

少しでも多くの方の失敗を減らせるよう、すべて無料で情報公開していますので、資産運用で失敗しないために、ぜひ最後までご覧ください。
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外貨預金はおすすめしない

外貨預金は円建ての預金より金利が高いため、安心できる資産運用方法の一つとして銀行が勧めることがあります。

しかし、個人的には外貨預金はデメリットの方が多いと考えていますので、資産運用方法としてはお勧めできません。

外貨預金と比べるのであれば、株式投資の方がよほど良いでしょう。

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少しでも今の生活を豊かにしたい方はこちらの記事をご覧ください。

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外貨預金のメリット・デメリット

外貨預金のメリットとデメリットをご紹介します。

私としては、外貨預金はデメリットの方が大きいと感じていますが、それぞれの側面から見ていきましょう。

外貨預金のメリット

外貨預金のメリットを4つご紹介します。

  • 初めてでも手を出しやすい
  • 円建て預金より高金利
  • 円安になったとき儲かる
  • 預金のため、外貨ベースでは通常元本割れが起きない

詳しくは「【高金利】外貨預金のメリットを資産運用に強い税理士が解説」の記事で解説しています。

 

外貨預金のデメリット

外貨預金のデメリットを4つご紹介します。

  • ペイオフがない
  • 為替手数料がかかる
  • 円高になった時損する
  • 確定申告が必要

外貨預金はペイオフがない

外貨預金にはペイオフの制度がありません。

ペイオフとは、銀行が破綻した際に1000万円まで国が補償してくれる制度です。

普段、銀行にお金を預けていれば絶対に消えることがないと認識しているかもしれません。しかし、銀行が破綻して預金がゼロになることは、ありえない話ではありません。

つい20年ほど前に、山一證券や北海道拓殖銀行といった超大手の金融機関が破綻しています。また、銀行もだんだん業績が悪化してきています。

そのため、これからUFJ銀行やみずほ銀行と言ったメガバンクが破綻する可能性もゼロではありません。 JAL など、どれだけ大手の会社であっても利益が出なければいつかは破綻します。

つまり、ペイオフがない外貨預金は決して安全な資産ではありません。

外貨預金は為替手数料がかかる

外貨預金は、為替手数料がかかります。

  • 日本円→外貨
  • 外貨→日本円

この2つのタイミングで為替手数料(スプレッド)がかかります。

銀行によって大きく異なりますが、みずほ銀行では1米ドルあたり40銭(0.4円)です。

1万米ドル(約110万円)であれば、日本円から米ドルに換えるタイミング、米ドルから日本円に換えるタイミングでそれぞれ4,000円かかります。

銀行はこの為替手数料が非常に美味しいので外貨預金をすすめますが、預ける側としては、たまったものではありません。

 

外貨預金は円高になったとき損する

為替相場の変動により、1ドル100円で外貨預金(米ドル建て預金)に預け入れ、1ドル80円の円高(ドル安)になった場合、100円の資産が80円になってしまいます。

外貨預金は、為替変動により利益が出る可能性もありますが、損をする可能性もあります。

つまり、円建てで見た場合、元本割れする可能性があります。

特に、見せかけの金利が高いトルコリラや南アフリカランド建の預金はおすすめしません。

上記の図を見るとわかる通り、2007年12月14日に1トルコリラ96.30円だったのが、2020年11月25日には1トルコリラ13.12円になっています。

つまり、円建てで見た場合には、13年間で約7分の1に価値が下がっているということです。

そして、金利が高い国はインフレが起きやすく、円建てで見た場合の価値は上記のように下がりやすいです。

たとえ利息を5%や10%もらえたとしても、それ以上に円高がすすめば、利益が出るどころか大きく元本割れを起こしてしまいます。

 

確定申告が必要

外貨預金のレート変動による利益(為替差益)は、雑所得として確定申告が必要になります。そのため、手軽さで言っても外貨預金より株の方が良いでしょう。

「特定口座」で源泉徴収されていれば、確定申告をしなくても良いからです。

また、高配当株であれば利回りが3~8%ほどあるため、まとまったお金があれば生活の足しや配当金生活も現実味を帯びてきます。

配当金生活に必要な資金についてシミュレーションした記事「株の配当金生活は可能?いくら必要?高配当株の利回りは?税理士が解説」も、ぜひ参考にご覧ください。

>>株の配当金生活は可能?いくら必要?高配当株の利回りは?税理士が解説

外貨預金のリスク

外貨預金のリスクを3つご紹介します。

  • 元本割れリスクあり
  • 金利が低い
  • インフレに弱い

 

元本割れリスクあり

外貨預金は円建てでないため、為替リスクがあります。そのため、円高になれば元本割れする可能性があります。

当たり前ですが、預金と言っても日本円では無いため、元本割れする可能性は大いにあります。

また、外貨預金はペイオフの制度がありません。そのため、銀行が破綻すれば預け入れたお金はなくなり、ゼロ円になる可能性があります。

 

金利が低い

外貨預金の金利は、円建ての預金に比べれば高金利です。

しかし、他の資産運用方法(高配当株ETFなど)と比べれば利回りは低いです。

また、通常であれば外貨預金の利回りは外国債より低いです。そのため、米ドルの預金に手を出すよりは米国債などの方が良いでしょう。

安定的な収入を目指したいのであれば、繰り返しとなりますが「株の配当金生活は可能?いくら必要?高配当株の利回りは?税理士が解説」でご紹介している高配当株の方が良いと思います。

 

インフレに弱い

日本の目標インフレ率は年間2%です。

物価が毎年2%ずつ上昇するということは、毎年2%ずつお金が減っていくと言い換えることができます(物価が高騰し、お金が刷られれば刷られるほど、お金の価値が下がるため)。

不動産や株は比較的インフレに強い資産(お金の価値が下がれば不動産や株は値上がりすると考えられるため)ですが、預金は金利分しか資産が増えません。

そのため、インフレ率を超える金利を得ることができなければ預金の資産価値は減価していくことから、円建ての預金や外貨預金といった低利回りの資産はインフレに弱いです。

そして、外貨預金で2%を超える金利は、新興国通貨などリスクが高い通貨しかありません。そのため、私であれば資産運用の観点からは手を出しません。

しかし、銀行などは自分の利益になるため外貨預金を推奨します。気を付けてください。

初心者が手を出しやすいのは、やはり元手が少なく済み(1万円程度からでも可能で、借金を背負うことにもならない)、比較的堅実な株式投資です。「【比較】証券会社のおすすめはどこ?口座開設の流れなど税理士が解説」でアドバイスしていますので、外貨預金を考えていた方はこちらの記事をご覧ください。

>>【比較】証券会社のおすすめはどこ?口座開設の流れなど税理士が解説

為替リスクを避けたい(円建てが良い)なら

為替リスクを避け、円建てで安定した収入が欲しい場合はFundsが選択肢として挙げられます。

年利1%~2%ぐらいと地味ですが、手堅い資産運用方法の一つかと思います。

詳しくは元本割れしにくい高利息の資産運用Fundsの評判を税理士が解説でご紹介していますので、こちらの記事をご覧ください。

元本割れしにくい高利息の資産運用Fundsの評判を税理士が解説

 

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税理士 / 坂根 崇真

【肩書】 税理士、㈳全国第三者承継推進協会 理事、その他 ㈱ 代表取締役 【著書】 相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本 【メディア実績】 Yahoo!ニュース、livedoor ニュース、Smart News、幻冬舎GOLD ONLINE ほか 【プライベート】 プライベートでは株や社債をはじめ、太陽光発電設備を2基など保有する個人投資家

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