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危ない!ソーシャルレンディングは失敗しやすい資産運用方法です

悩んでいる人
利回り10%ももらえる、ソーシャルレンディングって聞いたんだけどどうなの?

ソーシャルレンディングは失敗する可能性が高い、危ない資産運用方法です。

初心者は手を出さない方が良いでしょう。

この記事では、投資家かつ税理士の坂根が解説します。

 

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングとは、ソーシャルレンディングの業者を通じて、中小企業などにお金を貸す投資方法です。

お金を貸せば当然利息がつきますので、10万円を投資すれば10万円で返ってきて、1万円など利息がつきます。

ソーシャルレンディングの魅力は、元本価値が変動しないところと、高い金利を受け取れる点です。

年利6%や、なかには10%を超えるものもあります。

元本価値が変動せずに1年間で10%の利息がつくなんて、他の資産運用方法では難しいですから、ここ10年ぐらいで一気に市場が成長しています。

 

危ない!ソーシャルレンディングで失敗する可能性が高い理由

ソーシャルレンディングは、危ないです。失敗する可能性があります。

ソーシャルレンディングで失敗する可能性が高い理由は、大きく次の3つです。

  • 流動性が低い
  • 貸し倒れリスクが高い
  • 詐欺が多い

流動性が低い

ソーシャルレンディングでは、お金を貸して、返ってくるのが1年後や3年後です。

定期預金や株のようにすぐに解約、換金できませんので、貸したお金は絶対に動かせないお金になってしまいます。

貸し倒れが起きそうになった際、「今すぐお金を返して!」と言っても返してくれません。

 

貸し倒れリスクが高い

ソーシャルレンディングは貸し倒れリスクが高いです。

つまり、お金を貸しても返ってこない可能性があります。

ソーシャルレンディングは、年利6%や10%など、非常に高い金利を受け取ることができます。

しかし、銀行の借入利率は2%や3%、良ければ1%を切るケースもあります。

つまり、借り手は銀行から借りられるのであれば銀行から借りた方が圧倒的にお得です。

それでもソーシャルレンディングでお金を集めるのは、銀行から借りられない(つまり、破綻して貸し倒れるリスクが高い)からです

 

詐欺が多い

ソーシャルレンディングでは、詐欺が多いです。

たとえば、太陽光発電事業を行うために何十億円もお金を集めたのに、太陽光発電設備の着工さえしていないといったケースです。

中には、お金を貸したのに、その目的に沿った利用が行われていなかったり、持ち逃げされるケースもあります。

最近だと、SBIソーシャルレンディングでも貸付先の選定をきちんとしていなかったことが発覚し、行政処分を受け、ソーシャルレンディング事業からの撤退を決めました。

「SBIが運営しているから大丈夫」と安心感を持っていた方も多かったようですが、肝心な貸付先がダメだったらどうしようもありません。

 

危ない!SBIソーシャルレンディングですら大失敗

SBIソーシャルレンディング株式会社は、東証1部上場企業「SBIホールディングス株式会社」の100%子会社です。

SBIソーシャルレンディングは、2021年5月23日に、いまあるすべてのファンドの償還をし、自主的に撤退、廃業を決めました。

自社の顔に泥を塗らないよう、自主的に全額償還に踏み切ったようです。

そもそも、まともな会社は5%や10%の金利でお金を借りません。金利が高すぎる時点で怪しまなければなりません。

今までにも、利息支払いの遅延や貸し倒れはちらほらあったようですが、今回明るみになった問題は、想像以上にひどいです。

  • 太陽光発電の工事がまったく進捗していない(仕入れ先や下請け先など、業者への発注や支払いすらされていない)。
  • 賃貸用マンションを建築予定であったが、土地を買い、2年間放置。その後、1年間建築ストップして建物が完成していない。
  • 土地を買い、2年間放置。その後、建物の建築にとりかかっていない。 など

※参考:SBIソーシャルレンディング株式会社「調査報告書(公表版)」

URL:https://www.sbi-sociallending.jp/assets/pdf/report210428.pdf

これらは、SBIソーシャルレンディング株式会社が公表した「調査報告書(公表版)」に具体的に掲載されていますので、興味があればご覧ください。

貸付先をきちんと見極めなかったSBIソーシャルレンディングも悪いですが、そもそも、「年利10%払ってでもお金を借りたい!」なんて人がいたら、持ち逃げを疑いましょう。

 

安心できるソーシャルレンディング

基本的にソーシャルレンディングは危険です。

ただし、最近では、お金の貸付先を上場企業などに限定したFundsがあります。

Fundsの利回りは1%~3%ほどと高くはありませんが、投資先が上場企業などに限定されており、また、伊藤忠商事株式会社や三井住友信託銀行株式会社など、名だたる企業からの出資を受けて運営されているため、持ち逃げなどのリスクは低いです(上場企業がそんなことしたら大問題ですから)。

そのため、貸付金利でお小遣いが欲しい方にとっては、Fundsはアリだと思います。

 

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税理士 / 坂根 崇真

【肩書】 税理士、㈳全国第三者承継推進協会 理事、その他 ㈱ 代表取締役 【著書】 相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本 (出版社:秀和システム) 【メディア実績】 Yahoo!ニュース、livedoor ニュース、Smart News、幻冬舎GOLD ONLINE ほか 【プライベート】 株や社債をはじめ、太陽光発電設備を2基など保有する個人投資家

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