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クレジットカードのステータスはいらない!資産運用に強い税理士が解説

2021年4月18日

ダイナースカードのステータスが低下!

憧れのゴールドカード、プラチナカード、そして夢のブラックカード。

男性なら、一度は気にしたことがあるのではないでしょうか。

わたしも先日、ダイナースクラブプレミアムカード(ダイナースクラブのブラックカード)のインビテーションが届き、思うところがあったため記事にしてみました。

だいぶステータスが低下しています。

クレジットカードのステータスって何?

クレジットカードのステータスと言えば、「そのカードを持っていることによって、ある程度の収入や資産を持っていること、そして、クレジットカードの年会費を支払えることから社会的地位(ステータス)を顕示できること」だと思います。

昔はクレジットカードを簡単に作れなかった時代があり、今でもクレジットカードを作りにくい国はあるようです。ただ、最近は年会費無料のクレジットカードも多くあるので、ただクレジットカードを持っているだけではステータスにはならなくなっています。

クレジットカードのステータスランク

クレジットカードのランクはカード発行会社によって異なりますが、だいたい次の通りです。

カードランク 年会費
一般カード 0~2,000円ぐらい
ゴールドカード 0~30,000円ぐらい
プラチナカード 10,000~140,000円ぐらい
ブラックカード 50,000~380,000円ぐらい

カードランクと年会費は必ずしも一致するわけではありませんが、だいたい上記の通りです。

基本的にプラチナカード、ブラックカードはインビテーション(招待制)となっており、自ら申し込むことができません。

そのため、一般カードやゴールドカードを使ってカード会社の信用を獲得し、上位のカードを目指すことになります。

経営者や医師、士業の方は社会的ステータスが高く見られ、上位カードのインビテーションが来やすいです。

なお、人前で出すのが恥ずかしいと言われるカードも中にはありますが、最近はSuicaやApple payなど、クレジットカードを見せずとも決済できる手段が増えてきています。

そのため、メインは電子決済、サブにゴールドカードを忍ばせているぐらいの方が増えているように見受けられます。

わたしもメインはQuick payやSuicaといった電子決済、そして、コスパの良いセゾンゴールドアメックスカードを使っています(通常は年会費11,000円ですが、年会費永年無料のルートがあり、そちらで手に入れたためコスパが良いです)。券面はゴールドカードなので、まあ良いかなと思って使っています。

 

クレジットカード(ブラックカード含む)のステータスが下落

最近はブラックカードの優待内容の劣化であったり、ブラックカードを発行するカード会社が増えてきました。

そのため、ブラックカードのステータス(価値)が下がり、会員数が減少。これに伴い、インビテーションを乱発しているそうです。

冒頭で述べた通り、先日わたしのもとにもダイナースクラブプレミアムカード(ダイナースクラブカードのブラックカード)のインビテーションが届きました。

ダイナースクラブカードと言えば、今までアメックスカードと同じぐらいのランクに位置付けられていたように思います。一番下のカードでアメックスゴールドと同程度、それの最上位版のカードのため、アメックスブラックとアメックスプラチナの中間ぐらいには位置づけられていたと思います。

通常であれば、ダイナースクラブカードを使い続けなければダイナースクラブプレミアムカードのインビテーションは来ないはずです。しかし、私じつはダイナースクラブカードを持っておりません。なので、通常であればインビテーションは来ないはずでは?と思います。

これの原因の一つとして、ダイナースクラブカードの発行会社であったシティカードジャパン株式会社が、2015年に三井住友信託銀行株式会社に買収されたことが考えられます。

カードの発行元が変わったことにより、審査基準の変更などがあったことが予測されます。

私はダイナースクラブカードを持っていませんが、株の配当金生活は可能?いくら必要?高配当株の利回りは?税理士が解説などでご紹介している通り、SBI証券でそこそこまとまった金額の株式を保有しています。

SBI証券と、ダイナースクラブプレミアムカードの発行元である三井住友信託銀行株式会社は同じグループですので、これが恐らく審査基準の一つになっているように考えられます。

また、ダイナースクラブプレミアムカードを保有している場合、自動的に一休.comの最高ランクである「ダイヤモンド会員」になることができます。ただ、私は既にダイヤモンド会員になっています。

恐らく、この情報もダイナースクラブプレミアムカードの発行元である三井住友信託銀行株式会社に情報が届いており、審査基準の一つとしてカウントされているのではないかと思います。真相はわかりませんけどね。

 

クレジットカードのステータスランキング

ランキングに意味はありませんが、だいたい次のようなランクがあります。見栄を気にされる方向けですね。

カードの種類 カード名 備考
ブラックカード アメリカンエキスプレス(センチュリオン) 富裕層の方や経営者で持っている方は多いです
ダイナースクラブプレミアムカード、JCB THE CLASS、楽天ブラックカード サラリーマンでもステータスが高ければ持てます
プラチナカード相当 アメリカンエキスプレス(プラチナカード)、三井住友カードプラチナ アメックスプラチナは、最近インビテーションなしで申請できるようになったため、ステータスは低下
ゴールドカード相当 アメリカンエキスプレス(ゴールドカード)、ダイナースクラブカード 年会費3万円程
その他ゴールドカード、一般カード その他のカード

なお、セゾンプラチナカードアメックスやセゾンゴールドカードアメックスを推している記事も多々見受けられますが、セゾンアメックスはアメックスのプロパーカードではなく、セゾンカードのアメックスブランドです。

券面の右上に「SAISON CARD」と書かれており、正直かっこよくはありません(わたしもセゾンゴールドアメックスを使っていますが、年会費11,000円のところ、年会費永年無料のルートで手に入れたため、コスパが良いから使っている状況)。

ちなみに、アメックスプラチナも最近ではインビテーション無しで申し込めるようになりました。インビテーション無しで申し込めるようになったためか、アメックスカードを使ってないのにわたしのもとにもプラチナのインビテーションが届きました。

もうそのぐらい、クレジットカードのステータスというのは低下しているのが現実です。アメックスブラックが最後の砦と言ったところでしょうか。

なお、なんちゃってゴールドカード、なんちゃってプラチナカードを選ぶぐらいなら、いっそのこと楽天カードで良いと思います。

事実、かなり稼いでいる方であっても楽天カードを使っている方やアメックスゴールドに留めている方は多いです。

ステータスカードの魅力(特典)

ブラックカードやプラチナカードには、概ね次のような特典がついています。

  • プライオリティパスが付く
  • 担当コンシェルジェが付く

 

プライオリティパスが付く

多くの空港ラウンジは、ほとんどのゴールドカード以上のカードで無料利用することができます(もちろん、クレジットカードが無くても、お金を払えば利用できます)。

クレジットカードで入れるラウンジには、コーヒーやお茶ぐらいしか無かったりしますけどね。

充電できる場所やパソコン作業できる場所もあるため、出張時に利用する方は多いでしょう。

そんな空港ラウンジには、上位版があります。

プライオリティパスは世界1,300か所以上のラウンジを利用することができ、軽食があるなど、カードラウンジより豪華なものとなっています。

<プライオリティパスの利用料金など>

会員ランク 利用料金
スタンダード 年会費US$99。空港ラウンジ1回の利用につきUS$32。
スタンダード・プラス 年会費US$299。年間10回まで空港ラウンジ無料利用可能。11回目以降は1回の利用につきUS$32。
プレステージ会員 年会費US$429。空港ラウンジの利用料は無料。

※プライオリティパスのHP情報を基に作成
URL:https://www.prioritypass.com/ja/join/step2?sourcecode=WPUN

一番上のプレステージ会員で年会費US$429なので、46,000円ぐらいです(1ドル108円換算)。

JCB THE CLASSやダイナースクラブ プレミアムカード、三井住友VISAプラチナカードなど。

このように、プレステージ会員の特典が付いてくるクレジットカードもあり、よく飛行機を使う出張等があるのであれば、プライオリティパス付帯のプラチナカード、ブラックカードを選ぶ選択はアリだと思います。

ただ、一番コスパが良いのは楽天プレミアムカードですね。年会費が1万円ぐらいでプライオリティパスのプレステージ会員になることができます。

担当コンシェルジェが付く

アメックスブラックなどの上位カードには専属のコンシェルジェが付きます。

予算や人数などを伝えれば、レストランなどお店の確保をしていただけます。

こういったサービスが、忙しい社長や資産家に好まれるわけですね。

 

クレジットカードのステータスはいらない?

昔は車や家、そしてクレジットカードのゴールドカードぐらいがあれば十分立派に見えたことでしょう。ただ、今の時代、上を見ればキリがありませんし、下を見てもキリがありません。

車も家も、ゴールドカードもいらないという方が増えています。価値観は人それぞれなので、見栄を張らない生き方をするのもアリだと思います。

最近では、一般カードであれば学生でも発行でき、ゴールドカードやプラチナカードであってもインビテーション無しで申し込めるカードが増えてきています。

年会費2,000円ぐらいのなんちゃってゴールドカードもありますね。

また、ラグジュアリーカード ブラックと言うカード(実態はゴールドカードかプラチナカード相当)も、インビテーション無しで申し込めるようです。

実態は一般カードと変わらないのに、見た目だけ金色のゴールドカードに年会費2,000円を払ったり、お金に余裕がないのに年間5万円や14万円払ってプラチナカードを持つ方もいます。

しかし、最近はコロナ禍によって外出の機会が減少し、飲食店やホテル、飛行機に乗る機会は減っています。

そうすると、ステータス性のあるクレジットカードの恩恵(空港ラウンジ利用など)を受けにくくなっています。また、電子決済が普及してきたことにより、クレジットカードを人前で出す機会も以前よりは減ってきています。

そのため、最近ではプラチナカードホルダーやブラックカードホルダーがメリットを見いだせず、ランクを落としてゴールドカードぐらいに落としているケースが多いようです(友人にもいます)。

クレジットカードに何の機能を求めるかによりますが、ポイント還元だけ考えれば楽天カードやAmazonカードといったクレジットカードが最強ですし、会食の機会が多いなら、ブラックカードを持っている方は、やはり一目置かれます。

ただ、クレジットカード自体のステータスより、その人個人の能力(ステータス)の方がよほど大事ですのでそこは気を付けたいところですね。

当サイトでは、「【資産運用】1000万円なら何がおすすめ?9種類比較:税理士が解説」など、資産運用の方法などご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

税理士 / 坂根 崇真

【肩書】 税理士、㈳全国第三者承継推進協会 理事、その他 ㈱ 代表取締役 【著書】 相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本 【メディア実績】 Yahoo!ニュース、livedoor ニュース、Smart News、幻冬舎GOLD ONLINE ほか 【プライベート】 プライベートでは株や社債をはじめ、太陽光発電設備を2基など保有する個人投資家

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