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米国株で手数料負けする可能性がある理由を資産運用に強い税理士が解説

2021年6月20日

悩んでいる人
米国株って、手数料高いんでしょう。手数料負けしないか心配だなあ

この記事では、投資家かつ税理士の坂根が解説します。

ポイント

米国株の手数料は高い!
だけど、昔ほど手数料は高くないため、ほぼ手数料負けしない

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米国株は手数料負けする可能性がある

米国株は手数料が高いです。

なぜなら、米国株には次の2つの手数料がかかるからです。

  • 為替手数料(スプレッド)
  • 売買手数料

1回1回の手数料はさほどの金額ではありませんが、頻繁に売買するほど手数料はかさんでいきますので、手数料負けする可能性があります。

米国株の証券会社別手数料比較

米国株にかかる手数料を、いくつかの証券会社ごとに比較してみましょう。

DMM 株 SBI証券(※) 野村證券(オンライン専用支店)
為替手数料(スプレッド) 25銭(※2) 25銭 ~50銭(10万米ドル未満は50銭)
購入手数料 無料 0.495%(一部銘柄は無料)、上限22ドル 2,389円~251,429円
売却手数料 無料 0.495%、上限22ドル 2,389円~251,429円

※1 金融商品仲介業者ネクシィーズ・トレード
※2 DMM株は外貨預かりがないため、強制的に円貨決済される
※3 2021年6月20日時点

手厚いサポートや実店舗がないネット証券の手数料は異常に安いですね。

一方で、実店舗のある野村證券では結構な金額の売買手数料がかかります。

「一度買って終わり」なら良いですが、1か月2か月おきに売買するようなケースでは、手数料負けする可能性があります。

SBI証券の口座開設方法は「【比較】証券会社のおすすめはどこ?口座開設の流れなど税理士が解説」で解説していますので、これから口座開設される方はこちらの記事をご覧ください。

【比較】証券会社のおすすめはどこ?口座開設の流れなど税理士が解説

 

米国株で手数料負けする可能性は低くなっている

頻繁に売買を繰り返すと、やはり手数料負けする可能性はあります。

しかし、米国株の手数料は、昔と比べてかなり安くなっています。

いまでも、取引金額が少ない場合には買い・売りでそれぞれ11%などの高額手数料がかかるケースはありますが、いまの手数料は買い・売りともに1%いかない程度の水準です。

そのため、いまは手数料負けする可能性はかなり低いでしょう。

参考に、次の条件で米国株の売買を行った場合に、手数料がいくらかかるのか試算しました。

  • 1,000万円の株の購入を1回行った場合の手数料
  • 1,000万円の株の購入、売却を年3回繰り返した場合の手数料

1,000万円の株の購入を1回行った場合の手数料

1,000万円の株の購入を1回行った場合の手数料は次の通りです。

3回売買した場合 DMM 株 SBI証券(※) 野村證券(オンライン専用支店)
為替手数料(スプレッド) 25,000円(10万ドル×25銭) 25,000円(10万ドル×25銭) 25,000円(10万ドル×25銭)
購入手数料 無料 2,200円(22ドル×100円) 36,038円
売却手数料 - - -
合計 25,000円 27,200円 61,038円
トータル手数料率 0.25% 0.27% 0.61%

※1ドル100円で、1,000万円=10万ドルとして計算。手数料はすべて10万ドルに対してかかるものとして計算。

担当者が付く、対面型の証券会社である野村證券でも手数料率は0.61%と、ほぼ無視できる水準です。

また、DMM株、SBI証券の場合は驚異の0.25%、0.27%です。投資においてこの手数料は単なる誤差ですから、完全に無視できます。

そのため、手数料負けは起こらないでしょう。

1,000万円の株の購入、売却を年3回繰り返した場合の手数料

1,000万円の株の購入、売却を年3回繰り返した場合の手数料は次の通りです。

3回売買した場合 DMM 株 SBI証券(※) 野村證券(オンライン専用支店)
為替手数料(スプレッド) 150,000円(10万ドル×25銭×6回) 50,000円(10万ドル×25銭×2回) 50,000円(10万ドル×25銭×2回)
購入手数料 無料 6,600円(22ドル×3回×100円) 108,114円(36,038円×3回)
売却手数料 無料 6,600円(22ドル×3回×100円) 108,114円(36,038円×3回)
合計 150,000円 63,200円 266,228円
トータル手数料率 1.5% 0.63% 2.66%

※1ドル100円で、1,000万円=10万ドルとして計算。手数料はすべて10万ドルに対してかかるものとして計算。

頻繁に売買を繰り返すケースではSBI証券に軍配があがります(今回のケースでは0.63%)。

DMM 株は売買のたびに強制的に円貨決済されるため、売買を繰り返すほど為替手数料がかかります。

そのため、繰り返し売買する場合などはSBI証券が良いでしょう。

米国株で手数料負けしないためにはどこの証券会社を使うべき?

いまどき、米国株で手数料負けすることはありません。

自身で銘柄を選べる場合にはSBI証券が良いでしょう。

【比較】証券会社のおすすめはどこ?口座開設の流れなど税理士が解説」で口座開設の方法を解説していますので、これから口座開設される方はこちらの記事をご覧ください。

なお、手数料以上に考えないといけないのは値下がりリスクです。

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税理士 / 坂根 崇真

【肩書】 税理士、㈳全国第三者承継推進協会 理事、㈱ 代表取締役 【セミナー実績】 初心者向け!資産形成手法と税金~仮想通貨や株式投資、FX等への投資方法やその税金についてインフルエンサー税理士坂根 崇真が解説~(主催:サンワード貿易株式会社) など 【著書】 相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本 (出版社:秀和システム) 【メディア実績】 Yahoo!ニュース、livedoor ニュース、Smart News、幻冬舎GOLD ONLINE ほか 【プライベート】 株や社債をはじめ、太陽光発電設備を2基など保有する個人投資家

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