数万円から始められる不動産投資!
それなら、REIT(リート)という手段がありますよ。この記事では、投資家税理士 坂根が解説します。
ポイント
- REITは収入が安定しやすい
- REITは基本融資を受けられないため、不動産の現物投資ほどスケールできない
- REITは流動性が高いので現物不動産と比べて現金化しやすい
- REITは元本割れリスクがあるので、原則元本割れしない年利1-3%の利息が手に入るFundsの選択肢もアリ
関連記事:【年利3%】安定利息収入Fundsの評判は?税理士が解説
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REITはおすすめ?
REITは、投資先さえ間違えなければおすすめできる投資方法です。
まずはREITの仕組みについて理解しておきましょう。
REITとは
REIT(リート)とは、不動産投資信託のことを指します。
お金を預け、運用してもらうのが投資信託ですが、通常、「投資信託」というと、その投資対象は株式がメインです。
一方で、REITの場合、預けたお金の運用先が不動産です。
みんなから広くお金を集めて不動産投資を行うため、いち個人投資家であっても、数万円程度の少額から、不動産投資をすることが可能です。
REITの銘柄はどれがおすすめ?
株と同様、REITは値動きします。
そのため、今は良くても1週間後や1日後、へたしたら1時間後には価格が大きく変動してしまいます。
もし今はよくても、1時間後にそれがおすすめできるものかは誰にもわかりません。
そのため、どの銘柄がおすすめかは言えません。
REITは、投資対象と金額水準さえ間違えなければ比較的堅い投資先ですが、見極めは必ず自分で行いましょう。
REITをおすすめする7つのポイント
REITをおすすめするポイントを7つご紹介します。
- 現物があるため、価値ゼロになる可能性は低い
- 分配金ゼロになる可能性は低い
- 分配金利回りが高い
- 個人で投資できないものに投資できる
- 物件選定や管理が不要
- 数万円から簡単に買える
- 流動性が高い
現物があるため、価値ゼロになる可能性は低い
REITは仮想通貨などと異なり、不動産というモノを現実に持っています。
そのため、建物が壊れたり、土地が海に沈んで無くなったりしない限りは価値がゼロになることは考えにくいです。
分配金ゼロになる可能性は低い
REITは、不動産賃料から得られた利益をもとに分配金を出します。
不動産の入居者が完全にゼロになることは考えにくいため、分配金がゼロになる可能性は低いです。
コロナの影響でホテルが儲けをだせず、分配金がゼロになる、という可能性はありますが、儲けを出してくれれば分配金を受け取ることができます。
分配金利回りが高い
REITは分配金利回りが高いです。
たとえば日本プロロジスリート投資法人の分配金利回りは2.89%(2021年6月1日時点)です。
2021年6月1日時点において1口336,000円ですが、およそ9,700円の分配金を受け取れるということです。
また、J-REIT(日本の不動産投資法人)は、利益の90%超を分配すれば法人税がかからない仕組みになっているため、通常、利益のほとんどすべてを分配金に回します。
なかには利益超過分配金といって、利益に加え、現金支出の無い費用である減価償却費相当額も加えた金額を分配するREITも存在します。
最近はREITの人気が上がっているため、価格があがり、分配金利回りは低くなってきています(受け取れる分配金は投資価格によって変わりませんが、投資価格が上昇すれば分配金利回りが下がります)。
それでも、3%や5%など、高い分配金利回りを受け取れるREITも数多くあります。
個人で投資できないものに投資できる
REITでは、個人で投資できないものに投資できます。
超大金持ちでない限り、個人資産ではどう頑張ってもショッピングモールや物流倉庫を買うことなんてできません。
一方で、REITはみんなでお金を寄せ集めているため、投資対象が増えます。
物件選定や管理が不要
REITは、不動産の現物を買うわけではありません。
株と同じく、ペーパーアセット(不動産を持っているわけではなく、権利を持っているだけ)です。
自分で不動産の物件選定や物件の管理をする必要はありませんので、現物を買う不動産投資と比べて何の手間もかかりません。
数万円から簡単に買える
REITは数万円から、だれでも簡単に買うことができます。
不動産投資は2,000万円や3,000万円ないと始められませんが、REITなら、数万円レベルから買うことができます。
また、株と買い方が全く同じなため、とても簡単です。
SBI証券などのネット証券で簡単に買うことができます。
これから口座開設したい方は下記の記事をご覧ください。口座開設方法をわかりやすく解説しています。
関連記事:【比較】証券会社のおすすめはどこ?口座開設の流れを解説
流動性が高い
REITは流動性が高い(換金しやすい)です。
不動産を買った場合、売りたいと思った翌日に売れることなんてありません。
買い手を見つけて契約を締結して、不動産登記も必要です。
しかし、REITは株と同様、証券会社で売買されています。
平日日中なら、売ろうと思えばすぐに売ることができるため、お金が必要になったとき、すぐに換金できるというメリットがあります。
REITをおすすめしないポイント
REITにも、おすすめできないポイントがいくつかあります。
代表的なところで言えば「融資を組めない」ところです。
不動産投資の最大のメリットは融資を組めるところにあるため、その恩恵を享受できないという点は、REITのデメリットと言えます。
詳しくはリート(REIT)をおすすめしない理由を資産運用に強い税理士が解説で解説しています。
ただ、融資を組まず現金で不動産投資をしようと考えている場合であればREITは選択肢の一つとしてアリだと思います。
REITにはいろんな種類がある、どれがおすすめ?
一言でREITといっても、いろんな種類があります。
- マンションなど住宅に投資するもの
- ホテルに投資するもの
- ショッピングモールなど商業施設に投資するもの
- オフィスビルに投資するもの
- 物流倉庫に投資するもの など
近年人気が高いのは物流倉庫に投資するREITです。
日本プロロジスリート投資法人、三井不動産ロジスティクスパーク投資法人などが挙げられます。
※株と違って通常1口単位で売買できるため、上記であれば336,000円、564,000円から購入できます。
一般的に、REITは高い分配金を出すため、近年人気が上昇しています。そのため、気が付いたら価格が1.5倍や2倍になっていたので売却してしまいましたが、わたしも、以前はこの手の物流倉庫に投資するREITを保有していたことがあります。
REITは、SBI証券などのネット証券で簡単に買うことができます。
口座開設方法を下記の記事で解説していますので、これから口座開設したい方はご覧ください。
関連記事:【比較】証券会社のおすすめはどこ?口座開設の流れを解説
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