さとふるとは

2023 01/05

2023年01月05日

さとふるとは？

ふるさと納税サイト「さとふる」とは

さとふるとは、ふるさと納税を簡単に行えるサイトです。ふるさと納税サイト利用率No.1を誇り、テレビCMでも聞いたことがある人も多いかもしれません。

ふるさと納税とは、自分の住んでいる自治体に払っている税金を任意の自治体に寄付することで、税金の還付・控除が受けられ、さらにその自治体から返礼品をもらえるという制度です。自治体が提供している返礼品には食材から陶器まで様々あります。

しかし、一つ一つの自治体を検索して、比較するというのはとても手間がかかる作業です。そこで、さとふるのようなふるさと納税サイトを利用することで、全国の自治体がどのような返礼品を提供しているのかを一覧的に比較することができます。

さとふるでは、返礼品の人気ランキングやカテゴリ別のランキングなどを見ることができ、自治体探しをするのにとても便利です。

株式会社さとふる

さとふるを運営するのは、2014年に設立された株式会社さとふるです。
ソフトバンクグループの企業に資金提供を受けており、資本金は3億円です。

事業内容としては、ふるさと納税ポータルサイトの企画・運営、自治体業務の代行、地域活性化事業の企画・運営が挙げられます。「ふるさとを元気に。」という企業理念を掲げており、ふるさと納税とITのチカラを”フル”に活用し、地域活性化事業を推進するとしています。

さとふるの特徴

さとふるの特徴のひとつとして、返礼品の探しやすさがあります。さとふるでは、毎日更新される人気ランキングや返礼品評価レビュー、詳しい自治体情報を見ることができ、自分にとって魅力的な返礼品を簡単に探すことができます。また、気になるキーワードで返礼品を検索することもでき、お気に入り登録をして後からチェックすることも可能になっています。

さとふるはサイト上で控除上限額のシミュレーションができるなど、申し込みの手順も簡単です。ふるさと納税は自治体に寄付をすることで税金の控除を受けられる制度ですが、その控除額の上限額は年収や家族構成によって異なります。上限額を超えて寄付をすると、税金の控除を受けられず、純粋な「寄付」になってしまいます。そのため、ふるさと納税を一番お得に行うためには、自分がどのくらい控除を受けられるのかを知る必要があります。

さとふるのサイトでは、自分の給与収入と家族構成を入力すると、あなたの控除上限額がいくらなのかを概算で見積もりを出してくれるので、返礼品を選ぶ際の寄付金の予算を把握することができます。

また、返礼品の受け取りもスムーズになっています。返礼品の配送料は無料で、お申し込みから最短１週間程度で届きます。サポート体制も充実しており、「ふるさと納税コンシェルジュ　さとみ」にふるさと納税関連やさとふるの使い方の質問をすることができます。

さらに、ふるさと納税を行った方はカンタン確定申告を利用することができます。カンタン確定申告とは、普段確定申告をしていない給与所得者の方・ワンストップ特例申請を利用していない方・ワンストップ特例申請期限に間に合わなかった方を対象とした、カンタン4ステップで、ふるさと納税にかかる寄付金控除に特化した確定申告書のPDFを作成できるツールです。これを利用することで、煩わしい確定申告の手続きを最短5分で行うことができます。

ふるさと納税で被災地を支援　むすぶアクション

さとふる独自の取り組みとして、災害発生時に被災自治体がさとふるを通して速やかに寄付を募ることができる災害支援協定「むすぶアクション」というものがあります。

この「むすぶアクション」は、株式会社さとふると基本契約を結んでいない自治体を含め、協定書を締結した自治体で発生した災害の復興を、ふるさと納税を活用して支援する協定です。これまでさとふるは熊本地震や各所の豪雨被害発生時に寄付を募集してきました。さとふるポータル会員のうち10人に1人以上がさとふるを通じて災害支援寄付の経験があるそうです。

利用者は被災した自治体にふるさと納税をすることで、自治体へ直接寄付ができ、住民税や所得税の還付・控除を受けることができます。むすぶアクションで返礼品を希望しない寄付を申し込んだ場合、さとふるは同自治体から手数料はとらず、寄付決済手数料はさとふるが負担するようになっています。支援者の善意をそのまま被災者の方達に届けられるようになっているのですね。

新型コロナウイルス関連の支援

さとふるは新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けている全国の地域・事業者も支援しています。ふるさと納税を通じた支援「さきに寄付」は、体験に先立って地域に寄付を行うと、利用者は自治体から体験チケットを受け取ることができる制度です。地域を訪れる日を楽しみに待ち、コロナウイルスが収束したら実際に地域へ足を運びチケットを利用することができます。

事業者には体験チケットの発送をもって自治体から体験チケット代が支払われるため、観光客の激減で打撃を受けた事業者の方達への大きな助けになります。

また、さとふるは農林水産省が始めた「花いっぱいプロジェクト」に賛同し、ふるさと納税を通じた応援・支援を行っています。イベントの自粛や縮小、入学式・卒業式・結婚式などの中止の影響で、全国の花屋さんが大きな打撃を受けています。そこで、さとふるはふるさと納税の返礼品として花を提供する自治体を紹介し、花の購入を促しています。

さらに、さとふるは新型コロナウイルス感染症の治療・感染拡大防止活動に従事する医療関係者の方たちへの支援を促進しています。これも被災地支援と同様に、返礼品を希望しない寄付を行うことで控除を受けることができます。