個人事業主向け請求書買取10選！即日入金、手数料、土日対応の有無などの仕様を徹底比較！

近年、個人事業主やフリーランスの間で普及している資金調達方法「請求書買取」。

入金前の請求書を業者に買い取ってもらい、早期に現金化するサービスです。

請求書買取は別名ファクタリングと呼ばれており、「銀行からの融資が引くのが難しい」「1週間以内に早急に事業資金が必要」などの課題を解決できます。

個人事業主のファクタリングサービスについて2019年以前は、業者があまり存在してなく利用者は多くありませんでしたが、現在法改正などの影響で利用者が急増しています。

世界のファクタリングの市場規模は2021年に約3兆5000億円も存在し、2027年には約4兆9000億円まで成長すると予測されています。

請求書買取（ファクタリング）は、融資や手形割引などの伝統的な資金調達方法の代替手段として注目されています。

ただし「請求書買取って日本の法律において合法のサービス？請求書買取の仕組みを知りたい。」

そのようにお考えの方も多いと思います。

そこで本記事では「請求書買取サービスの仕組み」「請求書買取の法的性質」について解説します。

さらに個人事業主・フリーランスの方で請求書買取を検討している方に、おすすめのサービス10選をご紹介します。

個人事業主でも利用できる請求書買取サービスとは？

請求書買取とは、請求書を民間・金融機関に買い取ってもらい入金予定前に現金化することです。

請求書買取の仕組みは、サービス利用者がファクタリング会社と売掛債権（請求書）の債権譲渡契約を結び、売買契約に基づいて請求書の売買を行う形となっています。

請求書買取には「3社間ファクタリング」「2社間ファクタリング」の２つの契約方式が存在します。

請求書買取の方式①3社間ファクタリング｜売掛先に債権譲渡の通知が必要

3社間ファクタリングとは、請求書買取業者（ファクタリング会社）とサービス利用者、売掛先の3社間で契約を結ぶ請求書買取の方式です。

利用の流れとしては、売掛先から売掛債権の譲渡の承諾を得て、サービス利用者が請求書買取業者に請求書を売却します。

その後請求書の入金期日に、売掛先から請求書買取業者に、直接売掛金を支払う流れになります。

請求書買取業者と売掛先が直接取引を行うので、貸倒リスクが下がります。そのため3社間ファクタリングは手数料が安くなります。

ただし売掛先に債権譲渡の通知を行うので今後の取引に影響が出る可能性があります。

継続的な発注関係などで信頼を築いてないない場合は、次の章で紹介する2社間ファクタリングを選ぶと良いでしょう。

請求書買取の方式②2社間ファクタリング｜売掛先の債権譲渡の承諾なしで利用できる

2社間ファクタリングとは、請求書買取業者（ファクタリング会社）とサービス利用者の2社間で契約を結ぶ請求書買取の方式になります。

3社間ファクタリングとは異なり、売掛先からの「売掛債権譲渡の承諾なし」で取引を行います。

実際の流れは請求書買取業者とサービス利用者の間で契約を結び、請求書を買い取ってもらいます。

その後売掛先から請求書の入金期日に売掛金が振り込まれると、サービス利用者が請求書買取業者に売掛金分を振り込む形になります。

2社間ファクタリングは売掛先が関与しない取引のため、資金調達のスピードが早くなるメリットがあります。

サービスによっては即日入金に対応しているサービスもあるので、早急に資金が必要な方におすすめの方式と言えるでしょう。

ただし3社間ファクタリングに比べ手数料が高くなるので、なるべく多く資金調達したいかたは「3社間ファクタリング」を選ぶのがおすすめです。

ご紹介した請求書買取の２つの方式は法律的にも認めらています。次の章では法的根拠を踏まえて請求書買取は違法ではないことを解説します。

請求書買取サービスは違法？法的性質を解説します！

請求書買取サービスでは違法ではありません。

法的性質では、請求書買取サービスは売掛債権の売買にあたります。

売買は、当事者の一方がある財産権を相手方に移転することを約し、相手方がこれに対してその代金を支払うことを約することによって、その効力を生ずる。

民法第555条：売買-e-GOV法令検索

金融庁も民法555条の定義に基づいて、請求書買取を合法であると認めています。

また「2社間ファクタリングにおける売掛先への通知なしで債権譲渡を行うこと」に関しては、2019年に制定された債権譲渡登記制度によって可能となっています。

請求書買取には怪しいイメージが付きがちですが、2023年現在では中小企業庁も売掛債権を利用した資金調達の一つとして、請求書買取を推奨しています。

2019年までは請求書買取業者と見せかけた悪徳ヤミ金業者が多く存在したので、ネガティブなイメージをもたれていた方も多いかもしれません。

そんな中どんなサービスを利用すればいいのかわからないとお考えの方も多いでしょう。

そこで次の章では事業主の経営課題の改善業務をおこなっている「社長のフクロウ」が厳選した「失敗しない個人事業主向けおすすめの請求書買取サービス」をご紹介します。

【個人事業主向け】請求書買取おすすめ10選｜人気なサービス徹底比較

おすすめの個人事業主向けの請求書買取サービスは即日入金や低手数料、少額債権の対応などの希望に対応できるので、利用者のニーズに合わせて資金調達をできます。

下記は個人事業主向け請求書買取おすすめランキングは以下になります。

請求書買取サービス	ビートレーディング	QuQuMo	ペイトナーファクタリング	アクセルファクター	日本中小企業金融サポート機構	事業資金エージェント	えんナビ	ファクターズ	フリーナンス	けんせつくん
即日入金 （※申し込みから）	最短3時間	最短2時間	最短10分	最短3時間	最短3時間	最短即日	最短当日	最短5時間	最短1時間	最短2時間
手数料	2%〜12%	1%〜14.8%	一律10％	2%〜20%	1.5%〜12%	1.5%〜20%	5%〜	2%〜	3%〜10%	5%〜
取り扱い限度額	3万円〜6億円	限度額なし	初回1万円〜25万円 2回目以降1万円〜100万円	30万円〜1億円	ー	20万円〜2億円	50万円〜5000万円	30万円〜5000万円	〜1000万円	限度額なし
土日対応	×	×	×	×	×	土曜のみ対応	土日祝日対応	×	×	◯
詳細	公式ページ	公式ページ	公式ページ	公式ページ	公式ページ	公式ページ	公式ページ	公式ページ	公式ページ	公式ページ

ビートレーディングは個人の信用が不安な方が利用しやすい

手数料	2%〜12%
審査・入金スピード	最短2時間
利用下限額	3万円
利用上限額	7億円
取引方法	2社間ファクタリング、3社間ファクタリング
土日対応	×
申し込み・契約方法	オンライン、対面
会社住所	東京本社　〒105-0012　東京都港区芝大門一丁目2-18　野依ビル3階・4階 仙台支店　〒980-0014　宮城県仙台市青葉区本町一丁目12-7　三共仙台ビル3階 大阪支店　〒530-0027　大阪府大阪市北区堂山町1-5　三共梅田ビル9階 福岡支店　〒812-0013　福岡県福岡市博多区博多駅東一丁目1-33　はかた近代ビル8階

ビートレーディングは3万円〜7億円の売掛債権に対応している、個人事業主から法人に幅広く利用される請求書買取サービスです。

弊社では買取可能金額無制限のため少額から数億円の大規模な資金調達まで幅広く対応しております。
これまで3万円～7億円までの買取実績がございます。

最低いくらから最高いくらまで買取できますか？-ビートレーディングよくある質問

2012年創業以来、「資金調達の取引実績58000社」「累計買取額1300億円」を達成している実績を持っています。

早急に資金が必要な方でも審査に必要な資料は「請求書」「本人確認書類」の2点のみとなっており、印鑑証明書などを用意する必要がないので、すぐに利用できます。

申し込みから最短5時間での入金が可能です。

利用者の口コミを見てもビートレーディングはスピーディ対応をしていることがわかります。

書類を提出して、30分で審査結果が返ってきた時はさすがに驚きました。あとは営業の男性の方から「買取額はいくら、手数料はいくら」という電話があり、契約後に入金。とにかく早かったです。

ビートレーディング怪しい？評判口コミ

2024年現在月間の取引件数は1000件あり個人事業主の利用実績も豊富となっているので、実績のある請求書買取サービスを利用したい方におすすめと言えるでしょう。

ququmoは1.0%の業界最も安い手数料！売掛先に知られない2社間ファクタリングを受けたい人に最適

手数料	1.0%〜14.8%
審査・入金スピード	最短2時間
利用下限額	下限なし
利用上限額	上限なし
取引方法	2社間ファクタリング
土日対応	×
申し込み・契約方法	オンライン
会社住所	〒171-0022 東京都豊島区南池袋二丁目１３番１０号　南池袋山本ビル３階

QuQuMoは、株式会社アクティブサポートが2019年9月に運営開始したオンライン完結型ファクタリングサービスです。

対面での面談などはなく電話のやりとりのみで審査を行い、クラウドサインを持ちいて契約を行います。

完全非対面の取引のため、申し込みから審査・入金までが最短2時間で可能となっており、スピーディな資金調達が可能となります。

具体的にはお申し込みに10分、審査に30分、ご契約・送金に1時間程度かかる仕様になっています。

▼大阪府の広告代理店　資金調達額1200万円から振込まで2時間
取引先からの急な入金日の変更があり、別件の仕入れの支払いや、融資金の返済が困難になってしまい、困っていたときにネットでのサービスを見て利用しました。 必要な資金がなんと即日で手元に入り、困難な状況を乗り越えることができました。 また何かあった際は利用させていただきたいです。

ご契約事例-QuQuMo

また取引方法には2社間ファクタリングを採用しているので、取引先に請求書買取を利用したこともバレる心配はありません。

QuQuMoは、通常2社間ファクタリングの場合10%〜20%ほどかかる手数料を1%〜と最も低いパーセントを実現しています。

ただし手数料の上限が14.8％となっているので、手数料の幅が大きいのは注意が必要です。

取引先への請求書買取の通知を知られずに手数料を抑えたいなら、QuQumoがおすすめとなっています。

ペイトナーファクタリングは個人事業主・フリーランス特化で申し込みから最短10分で資金調達できる

手数料	一律10%
審査・入金スピード	最短10分
利用限度額	初回：1万円〜25万円 2回目以降：1万円〜100万円
取引方法	2社間ファクタリング
土日対応	×
申し込み・契約方法	オンライン（AI審査によりweb完結）
会社住所	〒107-6003 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3階

ペイトナーファクタリングは個人事業主向けサービスの中で最もファクタリングの口コミが良いです。

AI審査を用いたweb完結型ファクタリングで、面談や電話を行うことなく必要書類を提出するだけで最短10分で資金調達することが可能です。

必要書類は「請求書」「3ヶ月分の出入金がわかる通帳」「マイナンバーカード・運転免許証などの本人確認書類」の3点となっています。

事業計画書などの資料などを特別な資料を用意しなくていいので、早急に資金が必要な時にすぐ利用しやすいサービスと言えます。

金融系サービスを利用する上で手間がかかるのはサービスや契約条件の理解です。ペイトナー ファクタリング（旧yup 先払い）ならAIによる審査で煩わしい事業計画書類などの提出も不要です。

引用元：ペイトナーファクタリングが選ばれる理由-ペイトナーファクタリング公式

対象顧客の大半が個人事業主とフリーランスとなっており、1万円からの少額債権でも利用可能となっています。

個人事業主が請求書買取を利用する場合は手数料が基本的に10%以上になりがちの中、ペイトナーファクタリングはどんな利用者でも手数料一律10%で設定されています。

また会員登録時にもらえるクーポンを適用すれば、初回利用時の手数料が8%になります。

サービスの申し込み数は55,000件を超えており、個人事業主のペイトナー利用者の満足度調査で88%以上の方が資金繰り改善を実感しているという結果がでています。

25万円以下の請求書を現金化したい方、今すぐ資金が必要な方に利用されやすいサービスとなっています。

アクセルファクターは2%からの手数料で個人事業主でも利用しやすい柔軟な審査が魅力

手数料	2%〜20%
審査・入金スピード	最短3時間
利用下限額	30万円
利用上限額	1億円
取引方法	2社間ファクタリング、3社間ファクタリング
土日対応	×
申し込み・契約方法	オンライン、対面
住所	本社 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1丁目30-14 コルティーレ高田馬場1F 仙台営業所 〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町一丁目12-12 GMビルディング3F 名古屋営業所 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内2-17-13　NK丸の内ビル2F 大阪営業所 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目11番10号 心斎橋大陽ビル THE HUB 心斎橋 B1階

アクセルファクターは、審査の柔軟性に強みを持つ請求書買取サービスです。

「必要書類の不足」「税金滞納中」「即日で必ずキャッシュが必要」などのさまざまなニーズに応えるために、機械的に審査を行うのではなく利用者に合わせてウェットな対応を行っています。

他社では「書類が足りない」の一言で断られてしまうようなケースであっても、弊社は「どうすれば解決可能なのか」という観点で問題解決に臨むことをお約束します。
仮に他社で断られてしまった場合でも、アクセルファクターであれば解決出来る可能性が十分にございますので、まずはご相談くださいませ。

どのような案件でもお任せください-アクセルファクター公式

信用力が低く審査に落ちやすい個人事業主でも、利用しやすいのはアクセルファクターの魅力と言えます。

資金調達のスピード感についても「原則即日決済」をモットーにしており、アクセルファクターの利用者の5割以上は即日での入金に成功しています。

アクセルファクターでは事業規模に関係なく、すべてのお客様の経営をサポートできる存在でありたいと考えております。
そのため、個人事業主の方・少額債権のファクタリングであっても、変わらず「原則即日で対応」させていただくことをお約束します。

個人事業主・少額債権も即日振り込み-アクセルファクター公式

2022年には日本マーケティングリサーチ機構が選ぶ「安心して利用できるファクタリングサービス」の部門でNo.1に輝いているサービスで、取引実績も創業から200億円以上あります。

「個人の信用力的に請求書買取の審査に通るのか不安な方」「実績と信頼性の評価が高いサービスを利用したい方」にはぴったりのサービスでしょう。

日本中小企業金融サポート機構は日本でただ一つの非営利団体！安心・信頼性があり最短3時間で入金できる

手数料	1.5%〜10%
審査・入金スピード	最短3時間
利用下限額	非公開
利用上限額	非公開
取引方法	2社間ファクタリング、3社間ファクタリング
土日対応	×
申し込み・契約方法	オンライン、郵送
住所	〒105-0011 東京都港区芝公園一丁目3-5 ジー・イー・ジャパンビル2階

日本中小企業金融サポート機構はオンライン完結型のサービスで、「1000万円までの請求書買取なら最短3時間での現金化」が可能です。

最低1.5%〜最高10%と手数料が安い理由は、日本中小企業金融サポート機構は非営利を追求する一般社団法人なので利益よりも顧客最優先で取引を行えるためです。

国から認められた経営革新等支援機関として、個人事業主や中小企業の資金繰り改善のサポートを行なっています。

「経営革新等支援機関」とは、中小企業経営力強化支援法に基づき、財務局及び経済産業局から認定を受けた支援機関です

経営革新支援機関とは-中小企業金融サポート機構

サービスの支援実績は113億円となっとおり、取引社数は4800件に昇ります。

また請求書買取（ファクタリング）以外にも、「金融機関の紹介」「助成金・補助金申請のサポート」「M＆A」「事業マッチング」などの幅広い経営支援を行なっているのは中小企業金融サポート機構のみとなります。

請求書買取を利用した方は「財務コンサルティングを無料で受けることも可能」なので、根本から経営改善しキャッシュフローの問題を解決したい方には中小企業禁輸サポート機構はおすすめと言えます。

＞>日本中小企業金融サポートで無料審査を受けてみる

事業資金エージェントは最小20万円の取引でも95%の買取実績

手数料	1.5%〜20%
審査・入金スピード	最短3時間
利用下限額	20万円
利用上限額	2億円
取引方法	2社間ファクタリング、3社間ファクタリング
土日対応	土曜のみ
申し込み・契約方法	オンライン（500万円以上の場合出張訪問で対面）
住所	〒105-0004 東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル5F

事業資金エージェントは、アネックス株式会社によって運営されるオンライン完結のサービスで500万円以下なら最短3時間できる請求書買取サービスです。

500万〜1000万円の取引なら、事業資金エージェントのスタッフが出張訪問し即日での対応が可能となっています。

実際に公式ホームページにて「本当に即日対応可能か？」という質問に対して、以下のように回答しています。

500万円まででしたらお振込で当日対応いたします。

1,000万円でも場所に応じて担当者が当日出張いたします。
1,000万円を超える場合、３社間でも最短３日で対応いたします。

引用元：本当に即日対応可能ですか？-事業資金エージェント公式

20万円〜500万円以下の取引であればスピード感・審査通過率ともにトップクラスに評価が高いサービスで、個人事業主や小規模事業主に多く利用者がいます。

2社間ファクタリングに強みを持つサービスと言われており、実際に事業資金エージェントを利用した方の口コミを見ると平均の手数料よりも安い8％で取引を行なっていることも確認できます。

また土曜日の取引に対応しているので、平日は仕事で忙しい事業者が利用しやすいサービスとなっています。

えんナビは土日祝日でも365日対応！平日時間がない個人事業主に最適

手数料	5%〜
審査・入金スピード	最短即日
利用下限額	50万円
利用上限額	5000万円
取引方法	2社間ファクタリング、3社間ファクタリング
土日対応	◯（24時間365日対応）
申し込み・契約方法	オンライン・郵送
会社住所	東京都台東区東上野3丁目5-9 本池田第二ビル4階

えんナビは、株式会社インターテックが運営する土日祝日でも取引可能な請求書買取サービスです。

365日24時間えんナビスタッフが常駐しており、いつでも資金調達することが可能です。

実際に利用者の声を確認しても、急な支払いに対応できたなどの声が確認できます。

神奈川県　運送業の方
繁忙期に発注が増え、燃料費や人件費がかさんだことで急な支払いが発生しました。 急な支払いをしたことで資金が足りなくなり、取引先からの入金があるまで仕事を行うことが出来なくなりました。えんナビ様に問い合わせしたところ、すぐに担当者から折り返しの連絡がありました。 審査も早く、午前中に問い合わせをしたのですがその日の午後には入金をしていただきました。入金までのスピードには驚きました。 急に資金が必要になった時はまたお世話になろうと思いました。

利用者の声-えんナビ

2社間ファクタリングを利用すれば即日、3社間ファクタリングの場合1日〜2日程度かかるとされています。

えんナビの2社間ファクタリングは債権譲渡登記を行う必要があるので、個人事業主は3社間ファクタリングしか利用できないので注意が必要です。

ゴールデンウィークなどの祝日、土日に早急に資金が必要な方はえんナビに問い合わせてみても良いでしょう。

※債権譲渡登記とは、法人が金銭債権の譲渡を行う時に第三者に対して債権の移動を証明するもの。個人事業主が所有する債権にはついては債権譲渡登記はできません。

ファクターズは即日入金に対応しており、現金での受け取りも可能なサービス

手数料	2%〜
審査・入金スピード	審査時間：最短15分 入金時間：最短4時間
利用下限額	30万円
利用上限額	5000万円
取引方法	2社間ファクタリング、3社間ファクタリング
土日対応	×
申し込み・契約方法	オンライン

ファクターズは株式会社ワイズコーポレーションが運営する、審査通過率93.4%の請求書買取サービスです。

個人事業主と中小企業がメインターゲットのサービスとなります。

他の請求書買取と大きな違いがあるのは、ファクターズが現金受取が可能な点です。

30万円〜3000万円の請求書であれば、平日の午前中に申し込みを行うと最短15時まで現金受取もしくは銀行振込が可能です。

実際にファクターズの利用者の声を見ると、「当日の申し込みで当日中に入金できた」などの声が多く上がっています。

またサービスのリピート率も91.3%と顧客満足度の高いサービスと言えるでしょう。

請求書買取で現金受取をしたい方には、おすすめのサービスです。

フリーナンス即日払いは上場企業GMOグループの運営請求書買取サービス！個人事業主特化の特典が豊富

手数料	3.0%〜10%
審査・入金スピード	即日
利用下限額	1万円
利用上限額	1000万円
取引方法	2社間ファクタリング
土日対応	×
申し込み・契約方法	オンライン（ウェブ完結）
会社住所	【本社】 〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー 【福岡オフィス】 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2丁目7番21号 天神プライム

フリーナンス即日払いは、東証プライム企業のGMOインターネットグループによって運営されているフリーランスに特化した請求書買取サービスです。

2023年現在、累計申し込み数は10万件・申し込み額は100億円を突破しています。ライターやエンジニア、デザイナーなどのフリーランスの利用者が多数存在します。

ライター（フリーランス歴3年目）

まだまだ駆け出しなので記事を書きに行く際には取材先まで自費、打ち合わせで割り勘等、本当に予測できない出費が数多くあり、仕事柄、支払い予定が２ヶ月先ということも多く「いよいよ回らなくなってきた！」なんて月も出てきてしまうんです。 そんな時にフリーナンスのサービスを知り即申し込み、年始に入り用があり即日払いを初利用させていただきました。 「後、何日で入るのに！！」という悩みから解放されフットワークが以前より軽くなりました。

利用者の声-フリーナンス即日払い

フリーナンス即日払いは、即日での資金調達が可能となっており2社間ファクタリングで3%〜10%の低手数料を実現しています。

フリーナンスは請求書買取以外にも、最大5000万円の損害補償や事故で入院した際などの最大500万円の所得保険を月500円で受けることができます。

正社員ではないフリーランスでも保険のサービスを安価な料金で受けれるのは大きなメリットです。

ただし利用者の声によると、フリーナンスは他のサービスに比べて審査が厳しいという声があげられています。

1年以上フリーランスとして信用力を高めた方には、最適なサービスと言えるでしょう。

けんせつくんは建設業界特化のサービスで一人親方の利用者が多数！請求書を最短2時間で現金化

手数料	5%〜
審査・入金スピード	最短2時間
利用下限額	下限なし
利用上限額	上限なし
取引方法	2社間ファクタリング
土日対応	◯
申し込み方法	オンライン

けんせつくんは、ファクタリング会社のウィットが運営する建設業に特化した請求書買取サービスです。

建設業界の多重下請け構造によって入金サイトが遅くなる問題を解決するために、けんせつくんは運営されています。

売掛先からの承諾なしで売掛債権を売れる「2社間ファクタリング」を採用しています。

一人親方の個人事業主でも利用可能で、少額債権からの取引にも対応しています。

請求書だけじゃなく注文書でも買取可能となっています。

完全にオンライン完結サービスで、申し込みから最短2時間での請求書の現金化が可能です。

在籍スタッフは建設業界に精通した専門スタッフなので、建設業界特有の資金繰りの悩みなど相談しやすくなっています。

建設業界専門の当社では、建設業界経験のある専門スタッフが皆様のご相談を承ります。

スタッフ紹介-けんせつくん

建設業界の方で請求書買取を検討している方は、LINEでの相談も可能なので一度けんせつくに申し込んでみても良いと思います。

個人事業主が請求書買取サービスを選ぶときのポイントは？すぐに資金調達したい方は即日入金に対応している会社がおすすめ

個人事業主が請求書買取を利用する場合には、即日対応や低手数料などの自分のニーズに合ったサービスを選ぶのがおすすめです。

急な資金が必要な方には、即日入金に対応している請求書買取サービスを選ぶと申し込み日に資金調達することができます。

即日入金可能な請求書買取サービスは2社間ファクタリングを取り扱っている会社のみになり、3社間ファクタリングでは売掛先の債権譲渡の承諾が必要のなためすぐに現金化することはできません。

即日入金に対応している請求書買取サービスなら「10分〜5時間」以内に、入金してくれる会社が存在します。

請求書買取サービスごとの入金スピードを下記の表にまとめたましたので、ご参照ください。

請求書買取サービス	入金スピード
ペイトナーファクタリング	最短10分
ququmo	最短2時間
アクセルファクター	最短3時間
日本中小企業金融サポート機構	最短3時間
ビートレーディング	最短5時間
事業資金エージェント	最短3時間
えんナビ	24時間以内
ファクターズ	午前中の申し込みで最短15時に入金
フリーナンス	最短30分
けんせつくん	最短2時間

※申し込み時間によっては、即日入金できない可能性があります。
※土日の取引に対応しているのは、えんナビ、事業資金エージェントのみとなります。

請求書買取サービスの中でも「ペイトナーファクタリング」は、面談不要で申し込みから最短10分での入金対応しています。

「売掛先が分かる請求書」「2ヶ月分の出入金明細」「本確認書類」の3点さえあればいつでも利用できます。

入金スピードを早くすることよりもなるべく多く売掛金を現金化したい方は、低手数料のサービスを選ぶと良いでしょう。

請求書買取で低手数料の基準は10％前後

請求書買取の低手数料の基準は10%前後となっています。

請求書買取の方式によって異なりますが、「2社間ファクタリング」の場合は5%〜12%、「3社間ファクタリング」の場合は2%〜10%が安い手数料のサービスと言えるでしょう。

実際に数%の手数料の差によって、調達金額に大きな差がでてしまいます。

請求書買取サービスごとの手数料を引いた調達金額のシュミレーションは以下のようになります。

請求書買取サービス	手数料	50万円の請求書を現金化した場合に調達できる額
ペイトナーファクタリング	10%	45万円
ququmo	1%〜14.8%	42万6000円〜49万5000円
アクセルファクター	2%〜20%	40万円〜49万円
日本中小企業金融サポート機構	1.5％〜10%	45万円〜49万円2500円
ビートレーディング	2%〜12%	44万円〜49万円
事業資金エージェント	1.5%〜20%	40万円〜49万円2500円
えんナビ	5%〜	〜47万円5000円
ファクターズ	2%〜	〜49万円
フリーナンス	3%〜10%	45万円〜48.5万円
けんせつくん	5%〜	〜47万円5000円

※手数料はサービスの公式ページを参照にしてます
※なお請求書買取には融資のような金利制限は存在しません。そのため手数料の上限は各請求書買取会社によって異なります。

上記の請求書買取サービスの中でも、QuQumoは最低手数料1.5%で利用できます。。

オンラインで完結する取引のため無駄な人件費がかからないため、旧来のサービスよりも手数料が安くなっています。

ただし個人事業主やフリーランスは信用力が低いので、法人に比べ請求書買取の手数料が高くなってしまう傾向があります。

そのため手数料の下限・上限に開きがあるケースが多いです。

ペイトナーファクタリングなら一律10%の手数料となっているので、信用がない個人でも利用しやすいでしょう。

手数料は冒頭でも述べたように請求書買取の方式によって異なります。

売掛先への請求書買取の利用通知可能どうかによって、手数料は変わります。

売掛先への請求書買取利用の通知可否｜契約方式によって異なる

売掛先への請求書買取利用の通知可否は、サービス選びにおいて重要です。

取引先に請求書買取の利用知られたくない方は、「2社間ファクタリング」を利用する必要があります。

ただし2社間ファクタリングは請求書買取利用の承諾を売掛先から得なくていいですが、その分手数料が高くなるデメリットが存在します。

そのため手数料を抑えたい時は「3社間ファクタリング」、売掛先への債権譲渡の通知を行いたくない時は「2社間ファクタリング」を選びましょう。

また契約方式を確認するときは必ず償還請求権の有無をチェックすることが大切になります。

償還請求権の無いノンリコース契約のサービス

請求書買取のサービスを選ぶ上では必ず、償還請求権のないサービスを選ぶことが重要です。

※償還請求権とは、請求書買取会社が売掛債権の買戻し要求する権利

償還請求権有りの契約では売掛先が倒産で売掛金を払えなくなってしまった時には、請求書買取の利用者が払い戻しをする必要があります。

原則請求書買取では、償還請求権の無いノンリコース契約が採用されています。

※請求書買取に償還請求権が発生する場合は、売掛債権を担保とした融資となるので利息制限法が適用されます。利息制限法の基準よりも安い手数料の請求書買取サービスは存在していません。

ただし悪徳会社などは「償還請求権が有る上で、利息制限法の金利基準を超えた手数料の契約」を迫ってくることがありますので、注意が必要です。

利用対象が個人事業主・フリーランス向けとなっている

請求書買取には法人向け・個人事業主向けのサービスが存在します。

サービスの対象利用者が法人の場合、サービスを利用することはできません。

請求書買取サービスの中には、個人事業主は3社間ファクタリングのみしか利用できない場合があります。

個人の信用力では2社間ファクタリングでは貸倒リスクがあると判断されてしまうためです。

法人の顧客が多いサービスよりも、個人事業主の取引実績が豊富なサービスの方が「手数料が安くなりやすい」「審査通過率が高くなる」などのメリットがあります。

個人事業主やフリーランス向けのサービスは少額債権に対応していることが多いです。

少額債権の対応有無は「個人向けか」「法人向けか」判断する基準にしても良いでしょう。

少額債権の対応可否｜最低限度額を30万円となっているサービスが多い

個人事業主は扱う売掛債権の額が法人に比べて低いので、請求書買取が少額債権に対応してないとサービスを利用できません。

一般的に最低限度額が30万円からが多く、1万円からの少額取引に対応しているサービスは多くありません。

少額債権を利用したい個人・フリーランスの方は、取引限度額の下限をチェックすることが大切です。

1〜30万円以内の少額債権の取引実績を持つ会社を調査したところ、以下のサービスが見つかりました。

サービス名	取り扱い下限額
ペイトナーファクタリング	1万円
ビートレーディング	3万円

ペイトナーファクタリングは1万円〜25万円の少額債権を専門的に取り扱っており、請求書の一部額の現金化も可能です。

ビートレーディングは3万円の請求書・注文書を現金化できます。

ただし少額債権の場合、通常の取引に比べて審査通過率が低くなるので注意が必要です。

取引実績が豊富なサービスは安全

請求書買取は2000年代から急速に普及したサービスとなっており、基本的に銀行などではなく民間企業が行っています。

また融資のように貸金業法によって利息制限などが設けられていないので、請求書買取サービスは不当に手数料を高く取る悪徳業者も存在する実態あります。

そのため請求書買取を利用するときは信頼性がある「取引実績が豊富な業者」のサービスを利用することがおすすめです。

取引実績は「累計申し込み数」「取り扱い額」「サービスの評判・口コミ」などで、判断可能となっています。

本記事で紹介している「請求書買取サービス」は、上記の３つの項目を弊社が調査・アンケートを行い実績・信頼性の担保されてる会社を選んでいます。

請求書買取サービスのメリット

請求書買取は、融資などの従来用いられている資金調達と比較してメリットが存在します。

ここでは請求書買取サービスの3つのメリットをご紹介します。

早急な資金繰りが必要な時に利用しやすい

請求書買取は早急に資金繰りが必要な時に、すぐに資金調達することが可能です。

請求書買取サービスの中には申し込みから入金まで即日対応しているので、急な支払い時でもすぐに資金を用意できます。

融資や補助金は審査に最短でも1週間以上かかるため、緊急での資金繰りには向きません。

建設業やIT受託などの入金サイトの遅い事業者の「急に発生する人件費・材料費」などの支払いをするために、請求書買取は利用されやすくなっています。

審査に通りやすい

請求書買取サービスは金融機関の融資に比べて、審査通過率が圧倒的に高いというメリットが存在します。

融資は会社の財務状況・経営状況をもとに審査を行いますが、請求書買取の場合は売掛先の支払い能力に審査の比重が大きく置かれています。

以下の表では、個人事業主でも利用される日本政策金融公庫の融資と請求書買取の審査通過率を比較しています。

資金調達手段	審査通過率
日本政策金融公庫	50%〜60%
請求書買取	85%〜90%

売掛先の信用力さえあれば、請求書買取は信用力の低い個人事業主や創業間もない法人でも審査に通ることができます。

担保や保証人なしで利用できる

請求書買取は担保や保証人が存在しません。

そのため一度債権を売却したら、その後売掛先が倒産した場合でも払い戻しリスクが発生しません。

2023年から2024年にかけて金融庁は経営者保証なしの融資の確立に向けて施策を検討していますが、2023年現在は融資を引く際基本的に保証を求めらます。

そのため保証や担保なしで資金調達したい方は融資は向いてないので、請求書買取を検討しても良いでしょう。

請求書買取サービスのデメリット

請求書買取にもデメリットが存在します。

デメリットをメリットを比較して、請求書買取を利用すべきか検討してみてください。

手数料が高い

請求書買取の1番のデメリットは、他の資金調達手段と比べ手数料が高い点です。

請求書買取は担保や保証人がないため、売掛先が倒産した場合に貸倒れリスクが高くなります。

また償還請求権が存在しないので、サービス利用者に債権の買い戻しを要求できません。

そのため請求書買取業社は売掛金を回収できない場合のリスクに備えて、他の資金調達手段に比べて手数料を高く設定します。

以下の表は個人事業主の方が利用しやすい融資やビジネスローンとの、手数料（金利）比較となります。

資金調達手段	手数料
日本政策金融公庫（新創業制度融資）	2.45%〜3.45%
ビジネスローン	1.8%〜13.8%
請求書買取	5%〜20%

参照：事業資金に関する融資-日本政策金融公庫
ビジネスローン（個人事業主向け）-PayPay銀行

サービスに依存しやすい

請求書買取の2つ目のデメリットは、簡単に資金調達できる分サービスに依存しやすい点です。

請求書買取は売掛金から手数料を差し引いて資金調達を行うので、何度も利用すると売上が少なくなってしまいます。

そのため請求書買取による資金調達ありきで商売を行うのは避けるべきでしょう。

また複数回の利用も視野にサービスの利用を検討している方は、利用回数に応じて手数料が減額されるサービスの検討がおすすめです。

例えば本記事で紹介したアクセルファクターは利用回数に応じて、手数料が下がる仕組みを導入しています。

個人事業主の請求書買取に関してよくある質問

請求書買取を利用したい方の中には、初めてで疑問や不明点があると思っている方も多いのではないでしょうか。

利用前に不安点をあらかじめ調べておくことで、後悔せずにサービスを利用できるでしょう。

経営者のエグゼクティブコーチング業をしている筆者が、初心者にもわかりやすく解説します。

請求書買取とは？

請求書買取とは、売掛債権である請求書を売却し早期に売掛金を現金化することです。

請求書買取って請求書のみで利用できる？

請求書買取は請求書のみでは利用できません。

以下のような必要書類を用意する必要があります。

• 印鑑証明書
• 本人確認書類
• 請求書
• 確定申告
• 通帳

ただしサービスによっては「請求書」「本人確認書類」のみで対応している請求書買取会社も存在します。

取引先との出入金がわかる通帳なしで請求書買取は利用できますか？

基本的には請求書買取を利用するには、出入金履歴がわかる通帳は必要です。

ペイトナーファクタリングであれば、取引先との出入金履歴のわかる通帳の提出は必須ではありません。

ただし審査通過率を高めるために、通帳のアップロードは必要となっています。