クレジットカードのキャッシング枠はいらない?デメリットや注意点を解説!

本ページはプロモーションが含まれています

クレジットカードのキャッシングとは現金を借りられるサービスのことです。

現金が借りられるサービスと言ってもデメリットもあります。

この記事ではクレジットカードのキャッシング枠のデメリットや注意点を解説していきます。

同じく現金を借りられるサービスであるカードローンとの比較もしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

PR 当記事はプロモーションを含みます。参考:マネーコム運営ポリシー

目次

クレジットカードのキャッシングとは

クレジットカードのキャッシングとは、現金を借りられるサービスです。

キャッシング枠は最初から付いているものと後から追加するもの、一切付けられないものなどクレジットカードによって異なります。たとえば学生向けのクレジットカードには、無計画な利用を抑えるためにキャッシング枠が付けられません。原則無担保で保証人も必要がなく、使い道も問われません。

そのため急に現金が必要になった時にキャッシングは手軽に利用しやすいです。しかし金利と手数料はかかるので、計画的に利用しましょう。

キャッシングの上限額は?

キャッシングはクレジットカードの上限額内に組み込まれています。

キャッシングを利用した金額分、クレジットカードの利用できる残高も減ります。逆にいうとショッピングでクレジットカードの上限額ぎりぎりまで利用していた場合には、キャッシング枠もなくなってしまいます。もちろん利用者側からキャッシング枠の上限額を下げる申請もできます。

なお上限額はクレジットカードや契約者の状況によって変動します。

キャッシングとショッピングは合算できる?

キャッシングとショッピング利用はまとめての請求はあってもこの2つが合算されることはありません。

なぜならクレジットカードのショッピングが「立て替え」なのに比べ、キャッシングは「借り入れ」となるからです。

キャッシング枠とショッピング枠の違い

キャッシング枠とショッピング枠の違いはご存知でしょうか。

クレジットカードの中でキャッシングは現金としてクレジットカードとして利用しているだけだと思っている方はいませんか?実は違います。

キャッシング枠とショッピング枠はどのような違いがあるのか解説していきます。

上限額における違い

キャッシング枠とはクレジットカードで借りられる現金の上限額のことを指し、ショッピング枠とはクレジットカードでの買い物に使える上限額のことを指します。

しかしこれらはまったく別枠というわけではなく、キャッシング枠は全体の上限額の内のキャッシング枠となります。

そのためキャッシングをまったく使わなければショッピングは上限額一杯まで使えますし、キャッシングを上限額まで使ってしまえばショッピング枠を圧迫します。

名目の違い

そして前途でも述べましたがショッピングは「立て替え」でキャッシングは「借り入れ」です。これがキャッシング枠とショッピング枠の最大の違いでしょう。

キャッシングは借り入れなので、あらゆるローンにも響く可能性があります。キャッシング枠が備わっているだけで不利に働く場合もあるのです。それは、そのつもりがなくても借金を作る可能性のある人と認識されてしまうからです。そのためキャッシング枠はどうしても必要な場合にのみ使った方がよいでしょう。

銀行口座からお金を引き出す感覚でお金を借りることができてしまいますが、安易に借りてしまうのは大変危険です。無計画に使い続けると、返済が苦しくなるだけじゃなく車のローンや住宅ローンに通らなくなる危険性が大いにあります。キャッシングを利用するときは借金をしているという感覚を持ちましょう。

キャッシング枠はいらない?メリットを解説!

クレジットカードのキャッシングサービスはとても手軽で便利です。

どのようなメリットがあるのか解説していきます。

すぐに現金が借りられる

持っているクレジットカードにキャッシング枠が備わっていれば、ATMやインターネットですぐに現金が借りられますATMはもちろんそのまま現金を手にでき、インターネットは指定した銀行口座に現金を振り込んでくれます。借り入れの手続きが不要なのでとても手軽に利用できます。

ATMでの利用は3分ほどでできます。クレジットカードをATMに挿入し、暗証番号を入力して借り入れしたい金額を入力するだけで銀行口座からお金を引き出すように利用できます。パソコンやスマートフォンを使ってホームページから指定の銀行口座に入金してもらえるクレジットカードもあります。金融機関営業時間内であれば即日の入金も可能なので、突然の出費でも対応しやすいです。

海外でも現金が借りられる

海外では、屋台や古いお店などクレジットカードが利用できないところが意外と多いです。海外キャッシングのできるクレジットカードを持っていれば、海外にあまり現金を持って行っていなかったり、現金の使用頻度が高くなくなってしまったりしても安心です。

もちろん海外のATMからキャッシングを利用するときは現地の通貨が借りられます。両替する手間はありません。

しかし、海外キャッシングを利用するには事前に申請が必要なので注意しましょう。またすべてのクレジットカードにこのサービスが付いているわけではありません。海外に行く予定があるのであれば、事前にお持ちのクレジットカードが海外キャッシング対応かどうか調べておくとよいでしょう。

キャッシング枠はいらない?デメリットを解説!

便利なキャッシング機能ですが、デメリットもあります。

デメリットは下記のとおりです。

それぞれ解説していきます。

ショッピング枠が減る

クレジットカードの上限額はショッピング枠に加えてキャッシング枠も含まれています。そのため、キャッシング枠を利用するとショッピング枠も減ってしまいます。

キャッシング枠はショッピング枠に響かないと思い、キャッシング上限額を使い切ってしまうとショッピング枠に大きな影響を与えてしまうでしょう。

たとえば、クレジットカードのショッピング枠の上限額が100万円でキャッシング枠の上限額が60万円だったとします。この場合、キャッシングを上限額の60万円すべて使ってしまうとショッピングの上限額は100万円ではなくなり40万円になってしまうことがあるのです。

ショッピング枠、キャッシング枠それぞれに上限額が設定されていても、利用した分は互いに影響を与えてしまうので注意が必要です。

金利が高い

クレジットカード会社によって違いますが、キャッシングは金利が高いのがデメリットです。

キャッシングの金利は一般的に15~18%に設定されています。そして100万円未満の使用だと金利はほとんどのクレジットカードで年18%です。しかしこれはすべて法律で決まっているのです。

100万円以上だと15%、100万円未満だと18%、10万円未満は20%を上限で設定できることになっています。

安易に借り入れできてしまう

キャッシングは銀行口座からお金を引き出すように簡単に借り入れができてしまいます。

それがメリットである反面、無計画に使用してしまいやすいのがデメリットともいえます。

ここぞという時にだけ利用するという強い意志があればよいのですが、一度その手軽さに触れてしまうと何度も繰り返してしまいがちです。

キャッシング枠をなくしたい場合は解約手続きが必要

キャッシング枠があると住宅ローンや車のローンにも影響を及ぼす可能性があります。キャッシングは「借り入れ」なので、利用していなくても借金を作る可能性のある人とみなされてしまうのです。

キャッシング枠が不要であれば、クレジットカードの担当者に連絡して枠をなくす手続きをしましょう。サポートセンターに連絡をいれればすぐに対応してもらえるはずです。

クレジットカード会社によってはホームページの会員サイトからキャッシング枠をなくす手続きが可能なところもあります。電話が苦手な方や解約を伝えるのが苦手な方は、会員サイトで手続きを済ませてしまいましょう。

キャッシング枠はいらないと思ったけど、後から追加したくなったらどうする?

キャッシング枠が初めから設定されていなかったり、1度なくしたけれど再度追加したくなったりした場合はどうしたらよいのでしょうか。その場合はクレジットカードに申請をしてください。

そしてクレジットカード側でキャッシング枠を付けてもよいかの審査があります。再申請の場合も前の状況と変わっていることがあるので再び審査をしなくてはいけません。

会員ページ等インターネットで申請すると早い

キャッシング枠の再申請は、クレジットカードの会員ページで申し込みができます。

会員ページだと24時間いつでも申し込めるので便利です。

申し込みから審査までが早く進み、融資可能上限額と金利が確認できるようになります。

必ずキャッシング枠が復活するわけじゃない

1度キャッシング枠を付けたことのある人でも、信用情報の状況が変わっていれば審査が通らない場合があります。

クレジットカード会社では顧客の信用情報を開示して返済能力がある人物か慎重に審査します。

ショッピング枠の使用状況も見られる

もちろん、クレジットカードのショッピング枠使用状況も審査の対象です。

上限額ぎりぎりまで使っていないか、支払いが滞りなく行われているかはとても大切な信用情報です。

他のクレジットカードの使用譲許も同様に影響します。

延滞中は審査が通らない

延滞中であればキャッシング枠は復活しません。キャッシング枠を申請するクレジットカードと別のカードが延滞中でも影響するので注意してください。

信用情報にはあらゆるカードの利用状況が登録されています。この場合は延滞分を精算してからキャッシング枠の申請を検討しましょう。

キャッシングとカードローンの比較

キャッシングとカードローン、両社ともお金を借りるという点で似通っていますよね。

キャッシングは手軽にお金を借りることができる印象で、カードローンはまとまったお金を借りるため手続きに時間がかかる印象です。

それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

キャッシングの特徴

キャッシングの特徴は次の通りです。

  • 限額はショッピングと併用
  • 紛失したり盗難に遭ったり悪用される心配がある

限額はショッピングと併用

まず「上限額はショッピングと併用」という点です。クレジットカードのキャッシングは仮つことのできる上限の額が決まっています。しかしそれは、クレジットカード全体の上限のうちのキャッシング枠となります。キャッシングを多く利用してしまうとショッピング枠も圧迫して、いざという時に使えないかもしれません。

紛失したり盗難に遭ったり悪用される心配がある

そして「紛失したり盗難に遭ったり悪用される心配がある」という点です。クレジットカードは、カードとして持ち運んでいますよね。その分落としてしまったり、盗難に遭ったりという心配があります。落としてしまった場合でも拾った人が悪意のある人であれば、勝手にキャッシングを使用するなど被害に遭ってしまうことも考えられます。

カードローンの特徴

カードローンの特徴は以下の通りです。

  • 無利息サービスや低金利のものがある
  • 高額借り入れも無理のない返済ができる

無利息サービスや低金利のものがある

まず「無利息サービスや低金利のものがある」という点です。基本的にキャッシングよりもカードローンの方が金利は低く設定されています。

そして消費者金融のカードローンであれば、金利はクレジットカードのキャッシングと変わりありませんが無利息サービスというものがあります。これは初回利用時のみ30日間無利息でお金が借りられるというサービスです。来月になればすぐ返済できるという人は、キャッシングで金利が付くよりも消費者金融のカードローンの方が無利息で借りられるのでお得です。

高額借り入れも無理のない返済ができる

そして「高額借り入れも無理のない返済ができる」という点です。クレジットカードのキャッシングは、上限額をショッピング枠と併用しなくてはいけません。そのため少額の利用には向いていますが、高額の利用には向いていません。まとまったお金を借りて無理のない返済をしたいのであれば、カードローンがおすすめです。

まとめ

クレジットカードにはショッピング枠の他に、とても便利なキャッシング枠というものがあります。キャッシング枠があれば、ATMで手軽にお金を借り入れでき、とても便利です。

しかしその手軽さが無計画な利用を助長してしまっているともいえます。キャッシングは借り入れなので、借金をしているという感覚でやむを得ないときの利用に留めましょう。

また、キャッシングの利用よりもカードローンの方がお得な場合もあります。どうしても現金が必要になった場合は、どちらの方がメリットが大きいのかを考え、借り入れを検討しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次