ブラックカードはクレジットカードの最上位です。
招待制のため選ばれた方しかブラックカードを持つことはできませんが、その分比べ物にならないほどサービスが充実しています。
この記事では、ブラックカードを持てる条件と、おすすめのブラックカードをご紹介します。
ブラックカードとは?
クレジットカードのランクにおいて、プラチナカードよりも上のランクに該当するカードです。
日本にクレジットカードの会社は多数存在していますが、全てのカード会社がブラックカードを発行しているわけではありません。カード会社の数だけブラックカードが存在するわけではないので、希少性、ステータス性が非常に高いカードです。
ブラックカードは、ゴールドカードやプラチナカードと比較にならないくらい充実したサービスを利用できる特徴があります。リムジンを手配したり、専用のコンシェルジュがついたり、各種施設が特別価格になったりします。カード自体もスタイリッシュで高級感が漂うデザインになっていて、チタン製でできているカードも存在しています。
誰もが欲しくなってしまいますが、基本的に自ら申し込みをして作成するのではなく、カード会社からインビテーション(招待状)が届いた人だけが作成可能です。各カードの申し込み条件の傾向から、ブラックカードを持てる条件の推測ができますが、明確な審査基準などは公表されていないため、カード保有者でもなぜ取得できたか分からないケースがほとんどです。
ブラックカードを持てる条件
前述した通り、ブラックカードはカード会社からインビテーションが届かなければ作成できません。
カード会社が独自に設けた基準をクリアした人だけが、インビテーションを受け取ってブラックカードを入手できます。
ブラックカードの審査基準も未知ですが、インビテーションが届いた人には、下記のような共通した特徴があります。
- 年間利用額が高額
- カードを継続して利用
- 支払いの延滞がない
年間利用額が高額であるほど、インビテーションが届きやすいと言われていて、ブラックカードを持っている人は年間で200万円~300万円ほどカードを利用している人がほとんどです。
また、カードの利用機関が長いほどインビテーションが届く確立が上がり、最低でも半年程度は利用しなければブラックカードを所有できないと予想されています。
そして最も重要なのが「支払いの延滞をしていない」です。ブラックカードの審査において、過去の取引実績が重要視していると考えられています。支払いの遅延があったり、滞納している借金があったりすると、インビテーションは届かないでしょう。
前述した通り、ブラックカードを持てる明確な条件は不明です。ブラックカードを求めるのであれば、支払いの延滞をしないでできるだけたくさん利用するしかありません。
また、ブラックカードを持つのに必要な年収は1,000万円以上だと推測されています。年収が高ければ利用できる額も増えるため、年収が高いとインビテーションが届きやすいでしょう。しかし、年収が1,000万円以下のサラリーマンでもブラックカードを持っている人がいるため、年収は審査の対象にはなりますが、重要なのは利用実績であると考えられます。
以上をまとめると、ブラックカードを保有するには、
- ブラックカードよりも下のランクのカードに申し込みをして作成する
- 年間でたくさん使って高額にする
- 支払いの滞納をしない
- 継続して使い続ける
以上を意識して利用を続けてください。
基準や条件を満たすとは限りませんが、利用していないのにインビテーションが届くのはありません。また、最近では申し込みをして作るブラックカードが登場しています。
インビテーションを受け取らず、20歳以上であれば申し込みができるので、どうしてもブラックカードが欲しい人は、後述するクレジットカードをチェックしてみてください。
ブラックカードおすすめ5選
おすすめのブラックカードを5種類紹介します。
カード名 | ラグジュアリーカード Mastercard Black Card | アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード | JCBザ・クラス | ダイナースクラブ プレミアム | 楽天ブラックカード |
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 | 111,000円 | 385,000円 | 55,000円 | 143,000円 | 33,000円 |
国際ブランド | Mastercard | American Express | JCB | Ⅾiners Club・JCB | VISA・Mastercard・JCB・American Express |
ポイント 還元率 | 1.25%~2.75% | 1.0% | 0.5%~ | 0.4%~ | 1.0%~ |
申し込み対象 | ・20歳以上で安定した収入がある人 | ・アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの利用者にインビテーション | ・JCBプラチナ・JCBゴールドザ・プレミア・JCBゴールドを保有中にインビテーションを受け取る | ・ダイナースカード利用者へのインビテーション | ・楽天カード利用者へのインビテーション |
発行スピード | 最短5営業日発行 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※スクロールできます。
インビテーションを受け取って利用できるものですが、将来ブラックカードが欲しいと考えている人は、以下の特徴を参考にして、通常のカードから利用を続けていきましょう。
ラグジュアリーカードMastercard Black Card

ラグジュアリーカードMastercard Black Cardの特徴
- 申し込みでブラックカードが入手できる
- 対象のレストラン予約をするとリムジンで送迎
- 法人税や消費税などの納税にもポイント還元
年会費 | 111,000円 |
国際ブランド | Master |
ポイント還元率 | 1.25%~2.75% |
ポイント使用例 | ギフト券・キャッシュバックなど |
追加カード | ETC・家族 |
電子マネー | モバイルSuica・SMART ICOCA・楽天Edy・nanaco |
対応スマホ決済 | Apple Pay |
保険・補償 | 海外旅行傷害保険:最大1億2,000万円国内旅行傷害保険:最大1億円ショッピング保険:最大300万円 |
マイル交換 | JAL・ ANA・ ハワイアン航空・ユナイテッド航空 |
申し込み対象 | 20歳以上で安定した収入がある人 |
発行スピード | 最短5営業日発行 |
唯一無二といえる、申し込みをして入手できるブラックカードです。しかし、インビテーション制のブラックカードに引けを取らないくらい充実したサービスがあります。
対象レストランを予約すると、無料で送迎してもらえる「ラグジュアリーリムジン」があります。また、全国映画館の優待特典もあり、TOHOシネマズで無料の映画鑑賞ができます。毎月配られるチケットに上限はありますが、映画好きにはたまりません。
納税に対してポイントが還元されるクレジットカードは非常に珍しく、経営者の人にとっては大きなメリットです。
当然、ブラックカードであるため、コンシェルジュのサービスや空港のラウンジ利用も可能です。もし、カードに満足できなければ、初年度年会費返金補償を行っているので、高い年会費を無駄にせずに済みます。
1.25%の高還元率
ラグジュアリーカードMastercard Black Card公式サイト
24時間365日のコンシェルジュサービス
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード

アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードの特徴
- プラチナカードと比較にならないほど充実した旅行サービス
- チタン性のカードで圧倒的なステータス性
- 年会費と入会金で約100万円かかる高級カード
年会費 | 385,000円 |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
ポイント還元率 | 1.0% |
ポイント使用例 | 景品交換・商品券・ギフト券・オリジナルイベント |
追加カード | ETC・家族 |
電子マネー | モバイルSuica・楽天Edy・nanaco |
対応スマホ決済 | Apple Pay |
保険・補償 | 国内外旅行傷害保険:最大1億円 |
マイル交換 | ANA |
申し込み対象 | アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの利用者にインビテーション |
発行スピード | 記載なし |
入会初年度は、入会金と年会費で約100万円かかる高級ブラックカードです。
センチュリオン・カードはブラックカードの中でも最も取得難易度が高いと言われています。センチュリオン・カード保有者の平均年収は2億円だと噂されています。
高額な年会費に見合ったサービスが特徴で、国内外の旅行の傷害保険額が最大1億円と非常に高いです。パーソナルコンシェルジュがつくので、レストランやホテルの予約、チケット購入なども電話一本で解決。コンシェルジュを通して国内航空券を購入すると、JALはファーストクラスに、ANAではスーパーシートプレミアムに追加料金でアップグレードされます。
その他、ブランドショップを貸し切って買い物をするサービス、1,200以上の空港ラウンジの利用も可能です。
入会特典あり
招待されるにはまずは通常カードから
JCBザ・クラス

JCBザ・クラスの特徴
- メンバーズセレクションで毎年ギフトがもらえる
- 国内の高級宿泊施設に特別価格で宿泊できる
- 会員限定のグルメイベントに参加できる
年会費 | 55,000円 |
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 0.5%~ |
ポイント使用例 | 他社ポイントへ移行・キャッシュバック・ギフト券 |
追加カード | ETC・家族 |
電子マネー | QUIC Pay |
対応スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay |
保険・補償 | 国内外旅行傷害保険:最大1億円国内外ショッピング保険:最大500万円 |
マイル交換 | ANA・JAL |
申し込み対象 | JCBプラチナ・JCBゴールドザ・プレミア・JCBゴールドを保有中にインビテーションを受け取る |
発行スピード | 記載なし |
国内での遊びや娯楽のサービスが充実しているクレジットカードです。
メンバーズセレクションによるギフトは、家電や食料品がもらえるコースと、ディズニーランドやUSJで使えるクーポンやギフトカードがもらえるコースから選択できます。東京ディズニーリゾートに設置されている会員専用ラウンジを利用できる特典もあります。
国内の高級ホテルである、
- ホテルオークラ
- リーガロイヤルホテル
- 帝国ホテル
- ANAクラウンプラザホテル
など、多数のホテルに特別価格で宿泊ができます。
また、年に1度関東と関西で開催される、一流シェフによる料理を楽しめる「ザ・クラス名食倶楽部」は有料ですが会員限定のグルメイベントです。先着順で毎回多くの人が参加しています。
60年の信頼
まずは通常カードから
ダイナースクラブプレミアム

ダイナースクラブプレミアムの特徴
- マイル還元率が4%で移行が無料
- おもてなしプランで一般公開されていないレストランで食事ができる
- 専用コンシェルジュが要望を叶える
年会費 | 143,000円 |
国際ブランド | ダイナース・JCB |
ポイント還元率 | 0.4%~ |
ポイント使用例 | 景品交換・キャッシュバック・他社ポイントへ移行 |
追加カード | ETC・家族 |
電子マネー | iD・PiTaPa・QUIC Pay |
対応スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay |
保険・補償 | 国内外旅行傷害保険:最大1億円ショッピングリカバリー:年間500万円 |
マイル交換 | ANA・スカイマイル・マイレージ・プラス |
申し込み対象 | ダイナースカード利用者へのインビテーション |
発行スピード | 記載なし |
お買い物が好きな人に最適な一枚。
マイル還元率が4%である上、マイルへの移行が無料です。4%とは、生活にかかる出費を全てダイナースクラブプレミアムカードで支払った場合、毎年無料で旅行に行けるイメージです。ポイントの有効期限は無期限なので、じっくりポイントをためられます。
プレミアム会員限定のおもてなしプランでは、最高級のレストランでのウェルカムサービス、一般公開されていないレストランでの食事などが堪能できます。限定メニューの用意もあるので、忘れられない思い出になるでしょう。
ダイナースクラブのプライオリティパスは、家族全員も対象になります。世界各国の空港ラウンジが無料で利用できるサービスは他にもありますが、家族全員が対象になるのは類稀なるサービスです。
さらなる高みに挑むあなたへ
招待制のためまずは通常カードから!
楽天ブラックカード

楽天ブラックカードの特徴
- 年会費がリーズナブル
- プレミアムカードデーでポイントアップ
- 国内外の空港ラウンジを同伴者二名まで無料で利用可能
年会費 | 33,000 |
国際ブランド | VISA・MasterCard・JCB・アメリカン・エキスプレス |
ポイント還元率 | 1.0%~ |
ポイント使用例 | 楽天サービス・ANA・ポイントプレゼントなど |
追加カード | ETC・家族 |
電子マネー | 楽天Edy |
対応スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay |
保険・補償 | 海外旅行傷害保険:最大1億円国内旅行傷害保険:最大5,000万円ショッピング保険:年間300万円 |
マイル交換 | ANA |
申し込み対象 | 楽天カード利用者へのインビテーション |
発行スピード | 記載なし |
楽天が提供するブラックカードです。年会費がとにかくリーズナブルなのが特徴。
楽天といえば、ポイントがザクザクとたまるサービスを提供しています。そして、ブラックカード限定でのポイントサービスも特徴です。毎週火曜日と木曜日に開催されるプレミアムカードデーの日に、楽天市場で楽天ブラックカードを使って商品を購入すると、還元率が2%に上昇します。毎週開催されるので、毎週お得に買い物ができます。
また、誕生月、楽天TV楽連トラベルなどでカードを利用すると、ポイントが1%アップします。
もちろん、プライオリティパス会員になれるので、世界中の空港ラウンジの利用ができますし、コンシェルジュのサービスも利用可能です。
楽天ユーザーや、頻繁に利用する人などは、楽天のブラックカードがおすすめです。
コスパの良いブラックカード
招待制のため、まずは通常カードから!
ブラックカードの年会費・利用限度額
ブラックカードの年会費はカード会社によって大きく異なります。年会費が安いブラックカードの場合は約50,000円ですが、高額になると約400,000円にも及びます。
例えば、楽天ブラックカードの年会費は33,000円です。しかし、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードの年会費は、385,000円で、別途入会金が550,000円かかります。
二社は極端な例ですが、カードを所有するだけで高額な費用がかかるケースがありますので、ブラックカード保有者は確実に経済力が必要です。
そして、サービスや特典が豪華になっている分、年会費は多かれ少なかれ必ずかかると認識しておきましょう。当然、年会費が高ければ高いほど、サービスも特典も充実しています。ブ
ラックカードを作る際は、下記もチェックしましょう。
- 受けたいサービスがあるか
- 年会費は割りに合っているか
楽天ブラックカードと比較すると、センチュリオン・カードのサービスや特典の充実具合に得心がいきます。そして、ブラックカードの利用限度額には一律の利用限度額はありません。かなり上限の高い金額の利用限度額が設定されていて、利用実績に応じて決定されます。
利用実績を積み重ねていれば、高額商品をブラックカード一枚で購入できる可能性もあるでしょう。しかし、ブラックカードを利用していないために、利用限度額を縮小されて必要なときに限度額オーバーになったケースも確認されています。
以上をまとめると、年会費はブラックカードによって大幅に上下し、利用限度額は利用実績によって異なります。また、ブラックカードを取得しても利用していなければ限度額が縮小されるケースがあります。
ブラックカードの特徴・メリット
ブラックカードは、プラチナカードと比較にならないくらいサービスが充実していたり、特典が多かったりします。
ブラックカードの特徴やメリットを確認してきましょう。
- 高いステータス性がある
- 24時間365日対応のコンシェルジュがつく
- 会員限定のイベントや特典を堪能できる
- レストランの料理が優待価格で楽しめる
- 限定の宿泊プランがある
- 専用ラウンジが利用できる
- 付帯保険が充実している
それぞれ詳しく解説していきます。
高いステータス性がある
ブラックカードの最大の特徴とも言えるのは、高いステータス性です。
ブラックカード自体の高級感に加えて、珍しさからステータス性が上昇しています。
また、ステータス性に伴ったサービスも充実していて高品質です。
24時間365日対応のコンシェルジュがつく
24時間365日対応する専用のコンシェルジュがついて、レストランや宿泊施設の予約、チケットの手配などを行います。
実は、公式サイト上で残りの枠が0になっている宿泊プランも予約が可能なケースがあるのですが、残りの枠まで調べてくれます。
自分で調べるのには時間もコストもかかるので、全て任せられるコンシェルジュの存在は大きいです。
会員限定のイベントや特典を堪能できる
限定イベントの体験サービスもあり、ミニクルーズや乗馬、アメフトやゴルフの世界大会のVIP観戦ツアーなどに参加できます。ワインやシャンパンに合うフルコース料理を楽しんだり、芸術や文化に関するイベントに参加したりできます。
また、カード会社と提携している高級ブランド店を、閉店後にブラックカードホルダー限定で買い物ができるワンランク上のサービスが利用可能です。
レストランの料理が優待価格で楽しめる
プラチナカードでもレストランの優待を提供していますが、ブラックカードでも同様に提供しています。
所定のコースを2名以上で予約すると、1名分の料金が無料になります。
夫婦で有意義な食事の時間を過ごせるでしょう。
限定の宿泊プランがある
高級ホテルや旅館が対象のブラックカードホルダー限定の宿泊プランがあります。
基本的に通常よりも格安で宿泊できて、アーリーチェックインやレイトチェックアウトに対応、部屋のランクを上げられるサービスが代表的です。料理のランクを上げたり、朝食サービスを追加したりもできます。
また、ブラックカードホルダー向けに部屋を確保しているカード会社もあるので、普段では宿泊できないようなホテルや旅館に予約が可能です。
専用ラウンジが利用できる
ブラックカードホルダー限定の専用ラウンジを利用できます。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオンの例だと、アメリカや香港にあるセンチュリオンラウンジが利用できます。ダイナースクラブの場合は銀座のラウンジ、JCBザ・クラスの場合はUSJにあるJCBアトラクション内ラウンジが利用できます。
専用ラウンジはブラックカードホルダーしか利用できない、貴重な時間を過ごせるでしょう。
付帯保険が充実している
ブラックカードの付帯保険は金額が増える上に充実します。海外旅行傷害保険は1億円、国内旅行傷害保険は5,000万円~1億円になっている保険がほとんどです。
また、これまではカード所有者限定だったのに対し、会員の家族にまで適用される場合もあります。
ショッピング保険や旅行中の盗難被害に補償されるブラックカードもあり、保険の種類は多岐にわたります。
ブラックカードのデメリット
ブラックカードのデメリットについてご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
審査基準が分からない
ブラックカードのデメリットは、審査基準が分からないところです。ブラックカードが欲しい人は、頻繁に利用し続けなくてはなりません。
結果として、必要のない買い物までしてしまう可能性もあります。インビテーションを受け取らないと入会できないミステリアスな一面がある反面、本当に欲しい人にとっては使い続けるしかないのがデメリットです。
自分から申し込みができない
基本的にブラックカードは自分から申し込みができず、インビテーションを受け取ってカードの作成ができます。好きなときに申し込みができないので、タイミングが悪いケースも考えられます。
カード会社としては、本当に信頼できる人だけにサービスを提供したいので仕方がありませんが、ひたすら利用して待つしかないのは少々厄介です。
年会費が高い
サービスや特典が充実しているので納得ができます。しかし、一例として挙げた楽天ブラックカードは比較的年会費が安いだけであって、基本的にブラックカードは年会費が割高です。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードは特筆して割高な上、膨大な入会金がかかり、入手するのに100万円近くかかります。
センチュリオン・カードは本物の富裕層に向けたブラックカードなので、問題なく支払える人しか保有していないかと思いますが、これからブラックカードを作ろうと考えている人にとって、割高の年会費はブラックカード作成する上での壁になるでしょう。
ブラックカードに関するよくある質問
ブラックカードに関するよくある質問をまとめました。
ブラックカードについて気になる点があれば以下を確認してください。
ブラックカードの審査基準は?
ブラックカードの審査基準は不明です。どのクレジットカード会社も公表をしていません。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードに関しては、保有者が少なすぎて「幻のクレジットカード」とまで呼ばれていました。
しかし、前述した通り
- 年間利用額が高額
- 継続して利用を続ける
- 支払い延滞がない
を意識して利用を続けてインビテーションを受け取りましょう。
ブラックカードのインビテーションとは?
インビテーションとは業界用語であり、日本語にすると招待状を意味しています。
ブラックカードを作るために必要な招待状で、とにかく延滞をしないで支払いを続けなくては届きません。
カード会社がブラックカードを持つのに相応しい人だと判断した場合にインビテーションが届きます。
ブラックカードよりも上のカードはあるの?
ブラックカードよりも上のカードは存在しません。しかし、富裕層の中の富裕層しか所持できない「パラジウムカード」は存在します。アメリカで最大の資産を保有する「JPモルガン・チェース」がプライベートバンクサービスを利用する顧客のために発行するクレジットカードです。
レアメタルであるパラジウムでカードが作成されていて、カード一枚で十数万円すると言われています。「1%の1%のためのカード」のフレーズがあるパラジウムカードですが、インビテーションを受け取る条件として、かなり厳しい条件があります。
- JPモルガン・チェースのプライベートバンクの顧客である
- 資産が1,000万ドルある人(日本円で10億円以上)
また、世界で約5,000人しか保有していないと言われています。
存在を知られていない上、日本で所持している人はいないと言われているので、日本ではブラックカードが最上級です。
まとめ
おすすめのブラックカードをご紹介しました。
インビテーション制であるので、誰でも所持できるわけではありませんが、入手できたら豊富なサービスを堪能できそうですね。
ブラックカードの入手には、早い段階から利用実績を作り続けなければならないので、将来的に欲しい人はすぐに申し込みをして実績を積みましょう。
※本記事の内容は、本記事内で紹介されているクレジットカードを提供する企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事に掲載している情報は、可能な限り正確な情報となるよう努めておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
※本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介しているクレジットカードの内容が変更されている場合があります。
※本記事に掲載されているクレジットカードに関するご質問、お問い合わせにはお答えすることができません。各発行元会社へ直接お問い合わせ頂きますようお願いいたします。